〜お知らせ〜
11月および12月に開催を予定しておりました企画展は、諸般の事情により中止とさせて頂きます。
準備を進めていてくださった作家様や楽しみに待っていてくださった皆様、誠に申し訳ございません。
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皆様、こんにちは。
ギャラリースタッフのKです。
前回の記事は楽しんで頂けましたでしょうか?
会津木綿について、ここでその歴史を詳しく語ることは割愛しますが、一度は人々の暮らしの表舞台からその姿を消した会津木綿が、最近、また改めて、現代に生きる人たちの間で知られるところとなる中で、会津木綿の名をつけた粗悪な布製品が、街中にチラホラと出回わるようになりました。
そんな中、オーナーは「本当の会津木綿」の素晴らしさを皆に知って欲しいと「会津木綿展」開催を夢見て駆けずりまわり、結果、今回の会津訪問へと漕ぎ着けたのでした。
前置きが長くなりました。
それでは「会津の旅〜会津木綿の源流を訪ねて」第二回をお送りします。
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予定していた仕事を、無事に終わらせた私たちが向かったのは、只見川沿いに建つ温泉宿「瀞流の宿 かわち」さん。今夜はこちらにお世話になります。
只見川に架かる赤い橋を渡り、宿に辿りついた時は、夕暮れ間際でした。
川の静かな流れが美しく、山あいの田園風景を夕陽が優しく照らしていました。
女将さんに、和かに出迎えていただいた後は、早速、温泉です。
とても素晴らしいお湯に、仕事の緊張感と長い移動の疲れが、一気に溶けていきました。
(入浴写真をお見せできないのが残念です)
そして温泉の後は、お待ちかねの夕食。
多くを語る必要はないでしょう。写真をどうかご覧ください。
華美ではありませんが、とても美味しいお料理でした。
ちなみに、その時、仲居さんと印象に残るやり取りを交わしたのですが、確かこんな内容でした。
仲 「観光ですか」
私 「仕事ですね」
仲 「大会の方ですか」
私 「大会?」
仲 「えぇ。ウォーキングの」
どうやら、翌日には宿の周辺でウォーキングの大会が開かれる予定だったようです。
そういえば、宿の駐車場に地元福島の新聞社の車が停まっていたのを思い出しました。
私 「いえ、私たちは画商です」
仲 「画商って…。絵とかの?」
私 「そうですね。絵とかの」
仲 「画商……。初めて見た」
私 「そうですか」
ご安心ください。人間ですよ…。
そして、お腹一杯になった後は
清潔でフカフカの布団で一気に夢の中でした。
と、今回はここまで。
お話しは、もう少し続きます。
次回をお楽しみに!