Welcome to Gallery SPACE M

アートと人を結ぶ“空間(space)”を作り出す画廊「ギャラリー・スペースM」のブログです。

良いお年をお迎えください

2010-12-30 11:10:46 | オーナーより
今年も数日のみとなりました。

先日、師走の鎌倉に小さな旅をしました。

昨年も同じ頃に鎌倉を訪ねたが、鶴ヶ丘八幡宮の大銀杏が倒れる一週間前だった。
その銀杏が、古い木の切り株にも枝が伸び青々とした葉をつけ、新たに植えられた木の根から素晴らしく元気なヒコバエが天まで伸びよとばかり無数成長していた。

来たるべき新年に銀杏の元気さを頂きたく初冬の凜とした鎌倉を訪ねた。

旬の「しらす三昧」の昼食に大満足。相模の海を味わう。

帰りは鎌倉駅から江ノ電に揺られて藤沢へ。
「七里ヶ浜 夕陽漂う波の 上伊豆の山々果てし知れずも」
西田幾太郎が詠んだそのままで茜色の空にシルエットの山の連なり、富士山の姿は一段と美しい。

藤沢より湘南新宿ライナーで高崎へ。風が冷たかったけれど穏やかな良い一日でした。

本年も大変お世話になりました。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
有り難うございました。

私の愛するハルとチビからも「来年も(^-^)/ニャ」

山茶花

2010-12-22 22:38:20 | オーナーより


今年も残すところ数日のみ。

「糸井千恵美版画展」も無事終了。お寒い中をかなりの方々が来廊してくださいました。
皆様、有り難うございました。

店の植え込みにある二本の山茶花が、展覧会の始まった頃には見事に咲いていた。
九日間の会期が過ぎた今は、周囲のさつきの上に濃いピンク色の花びらを舞散らせている。

童謡「たきび」の歌詞に…さざんかさざんか咲いた道、たきびだ たきびだ 落ち葉焚き…とあるが、ここ数日で北風が暴れだした。

赤城山の上に、朝から風雲が渦巻いている日が多くなった。
風に揺れて電線が唸る。
以前、長野市から見えたお客様の子どもさんが「音が怖い」と泣きだした事があった。

山茶花の散り行く姿をみて、これから来る本格的な冬を思ったここ数日。

どうぞ皆様御身お大事に。

島村曜子さんのフェルト教室

2010-12-13 23:27:33 | スタッフ・ブログ

▲島村曜子さんの作品

ギャラリー・スペースMでは、年に数回、さまざまなクラフトの講習会を行なっています。
今回は、フェルト作家の島村曜子さんを講師にお迎えして、12月5日に開催いたしました。



今回教えていただいたのは、写真のイチゴショートケーキの形の作品。
このまま置物として楽しむのもよいし、ピンクッションとしても使えます。

島村曜子さんはとても素敵な方で、みんなでニコニコと楽しく製作に臨めました。
そしてイチゴショートケーキだけでなく、来年の干支のウサギと、ネックレスなども教えていただき、午後1時半から夕方5時過ぎまで頑張ってしまいました。

不況で大変な時代だった今年の終わりに、みんなで笑いあえる時間が持てたことに、心から喜びを感じました。


▲色とりどりの羊毛は、見ているだけでも温かくて幸せな気持ちに。


うれしい良いニュース

2010-12-05 12:01:28 | オーナーより

▲「霏霏」大矢雅章/銅版画

2010年12月に、パリからエアメールが舞い込んできました。
差出人は版画家の大矢雅章さんでした。
版画材料購入と会議にフランスへ来ていること、そして、ルーマニアの国立美術館からオファーがあり、館長に会い、2012年12月に個展開催が決まったと書かれていました。

このことは、ご本人、周囲の方々にとって嬉しいことと思いますが、応援者の一人として大いに喜びを感じます。

ルーマニアという遠い国に、俄然興味が湧き、私の旅心がかき立てられます。
北からヨーロッパの国々を流れ、やがてルーマニアで黒海に辿り着くドナウ川の河口、日本より少々面積は小さく、しかし人口役2700万人。
憧れますよネ!史跡も多く伝統ある国のようです。
20代で出会った大矢雅章さんが、大きく大きく羽ばたこうとしています。(大矢さんが20代のときですヨ!)
ご成功をお祈りしたいと思います。

ギャラリー・スペースMのお客様にもファンの多い大矢さん、当廊では来年、2011年11月に個展を企画しております。
どうぞお楽しみに!