先日、黒猫ハルがお風呂に落ちた!
ハルは私が入浴中は半分だけ蓋をしてある場所に這いつくばって、
私の行動を、じ~っと見ている。
その夜も寒かった為に、私がお風呂から出ても蓋の上で寝そべっていた。
暫くして「ハル、お湯を抜くわよ。」と声をかけた途端に「バシャ!!」と異常音。
「アッ 落ちた!」慌ててバスルームに飛び込んだら、斜めになった蓋に必死で爪を
立て耳を後ろに倒し、目を釣り上げているハルが居た!!。
半身ずぶ濡れのハル。抱き上げてバスタオルでゴシゴシ・・・。
いつかは、やるだろうな…と考えていた初冬の出来事でした。
その時の私は…ですか?。
うーん、ご想像に任せます。
風(フウ)は、
ハルが、湯船に落ちた日の昼間の事。
夏バージョンから冬バージョンに部屋の模様替えをやっていた。
脚立のてっぺんに跨いでタペストリーを交換していたら、風がゆっくりと登ってきた。
やがて、私のももに慎重にしがみつき、次にはウエストに両手をからませたは良いけれど、
不幸にも(!?)手の長さが足りず宙ぶらりん!!。
ギャーギヤー泣き喚くので、タペストリーを手放し、風を脇に抱えて脚立から、ゆっくり
床に降りた。
床に着地出来た風の、安堵感満面の表情に、私はつぶやいた「風、お前は男の子だろう?」と。
その返事は、目を細めスリスリしてくる体重5.2キロ、トラ猫風の初冬のある日でした。