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日次記

ダラ主婦の徒然

避けてきた代償

2012-08-21 22:46:03 | 徒然
シリアで邦人ジャーナリストが亡くなった。その事は朝知った。
この時点では、特に何かを強く感じたわけではなくて。

昼過ぎ。
視界をかすめた東スポの一面。
衝撃的な写真だった。

これは現実なんだ、と思った。

この人が、命を懸けたものって何なんだろう。
ひとまず平和な時代の日本に生まれて、敢えて命を懸けて戦場ジャーナリストになったのはなぜなんだろう。

強い意志とか信念とか使命感とか、とにかく突き動かされるものがあったんだろうな、と。

翻って、今の私に命を懸けられるものがあるのかな、と。

別に戦場に行くことだけが命を懸けるってわけでもなくて。例えば恋に命を懸ける人も、仕事に命を懸ける人も等しく凄いと私は思う。

ふと、先日友人と交わした会話を思い出す。
「【今】やりたい事ってある?【今】しか出来ない事。」

答えられなかった。

つまりその問いは言い換えれば夢はあるのか?ってことで。

不意に私には夢が無いってことに気付かされた。
ただ毎日を浪費して生きてる。
生きてるというか、死んでないだけ、というか。

何がしたいんだろうな、私。自分の中に熱が無いから、暑い夏が好きなのかな(苦笑)

ここまで考えながら書いてきて、やっぱり何も思い浮かばなくて。空っぽだなあ…。



戦場の現実を切り取ることに命を懸けた故人のご冥福をお祈り申し上げます。