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麹のしごと

2016-10-28 | 発酵
今日は宣伝です。


草ノ尾ハウスのお米を




柚木町の関戸麹屋さんに預けて

米麹にしてもらっています。





(※追記 2017春より、麹も自家製に切り替えました)

麹は生きています。


麹そのものは麹菌の細胞壁が固く消化しにくいらしいですが
麹菌に「餌」を与えて
食べてもらった(分解した)ものを
人間が食べると
いろいろと体にイイことがあるのです。
(滋養強壮、消化に良い、美肌効果♡、老化防止、などなど)




例えば 塩麹 にして
肉や魚にまぶして
ラップしておくと(数時間~数日)
びっくりするほど柔らかくジューシーに、美味しくなります!
これは麹菌がタンパク質を分解してアミノ酸に変えてくれるから。



甘酒は米と米麹からできますが
麹にご飯(お粥)を混ぜると
麹菌たちは
わーーーい!!ヽ(*´∀`)ノ とご飯に食いつき(私の脳内イメージ)
ご飯のでんぷんを食べて(分解して)
糖と水を出します。

なので
混ぜてるそばから
もたもたっとした重いしゃもじの感触が
サバサバっとしてきます。

これを麹菌が元気になる温度60℃くらいで
6~10時間おいておくだけで
甘い甘い甘酒ができます。
砂糖も水も入れなくてあんなに甘い液状になるんです。すごいですよね @o@



おいしいし楽しいし
こんなことなら
もっとはやく麹の依頼すればよかったなぁって思うくらいです。
麹が生活に加わってから
なんだか豊かさを感じてます。





ということで




塩麹甘酒


佐世保の
「ハナモグラ3・3・3」さん
「麦わら帽子」さん
「てとて舎」さん(予約販売)
にて販売中です。



または直接、草ノ尾ハウスにメールまたはお電話で注文承ります。

お渡しできる距離の方には配達もしております。

発送もいたします。(クール便・送料別)




塩麹 230ml 瓶入り 1本 550円(税別) (原材料:米麹、塩 ※平戸産海水塩使用) 

甘酒 大(450ml)650円(税込), 小(350ml)500円(税込) (宅配便はチャック付き袋入りの冷凍になります)


草ノ尾ハウス
メール egritomo123@gmail.com   ←スパム防止のため変えてあります。”123”を削除してください。
電話 0956-64-2716











(以下、発酵について思うこと。長いので興味ないひとはスルーしてね)




人間にとって

発酵は美味しい (*´ч`*)

腐敗はまずい (‐д`‐ll)

(腐敗が美味しく感じる生きものもいます。→虫さん
多くの虫は腐敗が好きで発酵はムリ!です。役割分担ですね)
  

賞味期限とかいちおう書いてますけどただの目安と思ってくだい。
いちばんわかりやすいのは

美味しく感じる→体に良い

まずく感じる→体に悪い

でよいと思います。


菌が元気だったら人間ははおいしく感じる


なんらかの要因で菌が死んできたら(餌を食べきった(餓死)、温度が高すぎた、など)
腐敗に転じて
人にはまずく感じます。


パン作り(天然酵母)、漬物、ヨーグルト、麹 ・・・

発酵食品のおもしろさは
食べもの というより
生きもの 見えないけどそこにいる生きもの
との付き合いにあると思います。


それは本を見てやっても同じにならないし
家々で条件が違うし
やってみて
反応をみて
またやってみて
だんだん感覚で解っていくという
菌の立場で感じてみるっていう
そこなんだとおもいます。


ついでにいうと
忙しく時間に追われるような生活だったときは
発酵食品に対して敷居が高く感じてました。

今でも失敗することもふつうにあるけど
今は
生きものの観察的に
気楽に楽しんでます。