スーパーパントマイムシアターSOUKI ブログ

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ハバナイスデイ!!子猫ちゃん☆

2020-09-23 22:12:06 | SOUKI

ブエノスノーチェス皆様!!

にやけ顔の平尾昌晃

アイドル系衣装似合わなすぎの畑中葉子気取る

なんちゃってカップル、両国のモンゴル料理店でお忍びデートプレイ☆

 

今日も浅草的ラテンチューンで

ラブレターフロムキャナダにお送りしまっす(^^)

 

9月も後半、

今年も4分の3が終わろうとしてるのね。

コロナのせいなのか、早いわよね〜奥様 💦

 

ちょっとずつ涼しくなって、

稽古でかく汗の量も随分減りました・・・とさ。

 

でもね、稽古の時間は減ってないの!

だって、もう次の舞台稽古が始まるのだから・・・。

 

そう、明日木曜日から始まるのであった。

そして、実はまだ台本が仕上がってないのであった。

ふっふっふ。

今日中にやります。。。

 

今回の演目は・・・当然内緒!(笑)

だけど…

演目ができるまでの大切な幹になる「台本」について話しちゃおっと。

 

まず最初に云っておきやすが、

これはあくまでも僕キャネコの場合ね。

他のメンバーがどうしてるか、あまり知らないザンス・・・

 

キャネコの場合、

やりたいポーズ、とか使いたい道具とか、

着たい衣装とか、音楽とか、

「かたちから入る」典型的タイプである。

そこには殆ど!最初は物語は存在しないのだから、

自分でいうのもなんだが酷い・・・かも。(笑)

 

でもこのスタイルじゃないと作れないんだよなあ。。。

 

例えば、

アメ横のモデルガンショップで冷やかし半分、

「すんません、ヘッケラー&コッホいくつか見せてくれる?」

なーんて云って、ぱっとグリップ握った瞬間に、

「あ、これだ」となるわけよ。

 

そんでもって稽古前、

ボスに「先生、拳銃使ったやつ、やっていいスか?」

とかおもむろに始まるので、

は??筋の話はねぇのか??となり、

10回に9回は即却下されるざんす・・・当然。

 

なので最近は、

「今回は●●にしようっかなぁ」とか、

ふわっと軽くボールを投げておいて、考えてますよアピールをし、

ざっくりした物語の台本をボスにテキストで提出、

数度ダメ出しを経て、稽古スタートとなるのであった。

 

テキスト起こしの作業は、意外に楽しい♪♪

物語を膨らませる作業だ。

例えば先程の例に倣って拳銃、というテーマが決まっているなら、

そこに追加ワードをまず書き出す。

 

はぐれ刑事、ワインレッドのチャイナドレス、キャデラック、鎌倉の海、etc・・・

すると、汚職を背負わされたはぐれデカ、

チャイナドレスの似合うヤクザの情婦を略奪し、キャデラックで逃走!

とかいう、小さな物語ができあがり、

話を4分割して起承転結でエクセルに書き出していく。

 

LEN関数を入れて文字数をカウントし、

1段落100字から始めて、

話を膨らませながら肉付けをしていく。

 

500字だと原稿用紙5枚の物語になる。

 

今までの経験だと、これくらいで約10分くらいの作品になる。

 

このあと、もうひとつ作業がある。

こちらの方が文字数はぐっと増える。

それは「セリフ台本」である。

 

ざっくりした台本でスタートし、

ボスが切った貼ったの神がかり的パッチワークで物語がかたちになっていくと、

そこに、心情表現を入れ込む為のセリフを付けて、

マイムとしての演技に奥行きを持たせるのである。

 

例えば、

「はぐれデカ、泣きながら情婦を撃つ」というのが台本。

「マスカラごってりのその瞳、愛してたぜ。

ハバナイスデイ!!子猫ちゃん!!バキューン!!!」

これがセリフ台本。

 

バカっぽい?ははは!

 

正しいかどうかはわかんない。

しかしこうやってきたので、次回もこうやってできあがるだろう。

 

そして稽古が始まると、これをマイムに置き換えていく作業になる。

 

キャネコの演目ご観賞後、

セリフ台本を妄想して「ムフフ」となれる人が居たら、嬉しい。

是非ハグしたい!(^^)

 

次回のSOUKI LIVE STREAM vol.3にご期待ください!!

 

金子聡