桜が満開ですね
やっと厳しく寒い冬を終え…
暖かくなり嬉しいっす(^^)
でも、今週末は雨なのが残念だね(T . T)
桜といえば、俺は2005年に「SAKURA」って作品を創作してる
会場は全労済ホールスペースゼロ
もう18年前…
光陰矢の如しっすね(^^;)
この頃はパントマイムというより
パフォーマンスの色合いが強い作品を
多く創作していた時期です
まぁ、必死で独自性を模索してたんだと思います
梶井基次郎「桜の樹の下には」をパントマイムで表現!2005年パントマイム 『SAKURA』
原作は梶井基次郎
「桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。」
この一文に惹かれたんです (^^)
「檸檬」もいつか作品にしたいと思ってる…
『変にくすぐったい気持が街の上の私を微笑ませた。丸善の棚へ黄金色に輝く恐ろしい爆弾を仕掛けて来た奇怪な悪漢が私で、もう十分後にはあの丸善が美術の棚を中心として大爆発をするのだったらどんなにおもしろいだろう。
私はこの想像を熱心に追求した。「そうしたらあの気詰まりな丸善も粉葉みじんだろう」
そして私は活動写真の看板画が奇体な趣きで街を彩っている京極を下って行った。』
黄金色に輝く恐ろしい爆弾…これが檸檬
この作品も非常に魅力的です
さて、いつ創作することになるのか…楽しみといえば楽しみ
そのタイミングが来る日がね(^^)
スーパーパントマイムシアターSOUKI
江ノ上陽一