外国(オーストラリア)での慢性鼻炎の治療体験。

彼女には幼い子供がいる。手術が失敗したら、、。術後のケアにガーゼ治療を勧めた。現地の医師にも了承を得た様です。

ダウン症の息子のためにもガーゼ治療を。。。

2007-07-18 16:49:14 | Weblog
冬に入り、だんだんと息子の鼻炎がひどくなってきました。
鼻水が続き、夜中に咳き込むたびに自分のように鼻炎で長年苦しむことになるのか、と不憫です。その翌日やっとのことで説得してなだめすかして横にさせ、ちょっとだけコットン綿棒を試薬につけてすこし挿入できたのですが、その先はやはり血がついていました。やはり炎症があるのです。夜中に咳が出るのも、やはり後鼻漏だろうと思います。

息子はダウン症のため、鼻、耳のつくりが生まれつき普通より非常に小さいです。
鼻をいじるな、といくら説明してもなかなかわかってもらえず頑固になる性質なので、お気に入りの子守のおばさんが来る土曜日が勝負時です。手を押さえてもらいながら、すこしずつ治療をすることに慣れさせようとしています。自分ひとりのときは、無理やりするとあぶないのでチョコレートやビデオで釣るのですが、交渉と説得に時間がかかります。自分で考えさせて放っておくと、あとになって「鼻やる!」と言ってきます。でも、それでも最終的に鼻に綿棒を近づけると嫌がって動くので、そのたびに中断し、自分で考えさせるようにしています。

ガーゼを挿入できたことはまだ稀です。ちょっとだけ押し込んだことはありますが、とうてい中のほうに入れさせてくれないので、市販のコットン綿棒にちょっと脱脂綿を巻きつけて試薬溶液をつけ、すこしでも鼻に挿入できればよしと思っています。1秒、1センチでも中に入ればいいほうで、まだまだ治療とまではいきませんが、血が付いてくるので、それを見せて説得しようとしている段階です。

「いたい」というとすぐ取り出します。でも「いたい」のなら薬が効いている証拠だから我慢させねば、とも思うのです。何回となくクシャミをするたびに「ほらママと同じ、鼻が病気になってるから治療させて?」と説得するのですが、もう頑固で困っています。この前一度ガーゼをすこし挿入することはできましたが、そう奥までは挿入できていません。週3回子守の人が来てくれるのでそのだけでも、すこしずつ慣れさせていこうと思います。

私のほうは、先週と今週は高校で毎日仕事なのでなかなかガーゼ治療ができていません。奥と出口近くと中間地点に4箇所ずつくらい出血地点がありましたが、しかしそれも夜の治療ですこしずつ減っているようです。必ず朝1回出かける前にガーゼ治療を30分近くできればいいのですが。朝昼夜1回ずつできればいいなあ、と思います。朝ガーゼ治療をしたあとはすっきりしますが、そのうちまたむずがゆくなります。完治できるまではまだ長い道のりです。

ガーゼを奥まで入れると、奥のほうが薬がしみて利いているのがわかります。鼻の奥からの後鼻漏は、口から出てきます。鼻の穴の近くの炎症からの鼻漏はガーゼをつたって前からすこしずつ。でも薬の沁み具合は先週にくらべてずっと和らぎました。すこしずつ治ってきているのだろうと思います。

ネブライザーもすればいいのでしょうが、その時間もありません。
今週末は教会の家族と山でキャンプなのでなかなか治療はできないでしょうが、一式持って行くつもりです。夜の冷え込みが見込まれるのでじっくり着こんでいくつもりです。