olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

お母さんの頭の中身

2018-09-10 | 日々
算数に疲れた息子が、息抜きに社会の問題を解き
まるつけを頼んできました。

主に字の汚さに注意を払いながら丸をつけていたのですが、
ある回答で手が止まる。


「柴武部」


・・・・。

シバブブ!


紫式部も、そう間違えられるとは思わなかっただろうよ(爆笑)


さて。

注意散漫な息子は、問題を飛ばしてしまうことがよくあります。

分からなくて空欄なのか、うっかり問題を飛ばしたのか
判断がつかないので、
とりあえず空欄は正答を書かずそのままにしておくのだけど、
この問題は本当に分からなかったらしい。

「これ、なんだったっけ?忘れちゃったんだよ。」

と訊いてきたので、

「えー。お母さんも分からない。調べて。」

と言うと、息子、
「なんだって?!」と言わんばかりの表情で
まじまじと私の顔を見つめる。


「え?お母さんの時代は、これ、小学校で習わなかったの?」


「んー。習ったのかどうかも覚えてないわ(ほんとに)」


「そうなの? …お母さんの頭の中には何が残っているの?



・・・・。


素朴な疑問なんだろうけど、
痛いとこ突くね。


よく気づいたね。
私の頭なんざ、
実のところかなり空っぽだよ!





…という本音は心の片隅にしまっといて、
マイルドな本音を。



「えーとねー、まあ、興味のあることは覚えてる・・・かな?
 ぼんやりと。
 忘れてるのもあるし、そもそも覚えてないのもあるし。(おいっ)

 でもねぇ…何かを記憶してるっていうより、
 やり方とか導き出しかたを何となく理解していて、
 その都度何とかしてるって感じ・・・?
 やり方も分からんものは困るけどさ。

 ま、お母さんはもう受験しないし(開き直り)
 普段はグーグル先生が助けてくれるから大丈夫なのよ。」



とか言って。


はいはい、分かってますよ、本当は。

いくらグーグル先生を味方にしても、
ある程度自分の頭の中にインプットがないと
調べるべき内容すら思いつかないってことを!



記憶力、大事。

思考力のベースに、記憶の蓄積。
記憶の蓄積がないと、ひらめきもない。



ああ。残念な私…



ちなみに、問題の正解は登呂遺跡。

あー。それ、習ったわ。
聞いたことある!(←この程度^^;)

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