olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

子育てを反省する

2019-07-03 | 健康第一

 病気については、今、これ以上書くことはありませんが、

はっきりと病名を告げられるまでは

「手術」「腫瘍」という

子どもの生命の危機を連想する言葉が

与えられただけだったので、

よく分からないまま「最悪の事態」を考えてしまい

恐ろしかったです。

 

「もしも長生きできないとしたら、

 この子は、今、何をしたいだろうか」

「どう生きたいだろうか」

と考えてしまいました。

 

「どう生きたいか」

「この子の幸せは何か」

ということは、

本当は、病気の有無にかかわらず、

常に念頭において子育てなり教育なり

しなくてはならないはずなのですが、

私は、そこのところ随分疎かになっていたな、

と反省しきり。

 

今すぐどうこうなる訳ではない、と分かった後も、

できるだけ日常的に「この子はどう生きたいか」を

考え続けようと思いました。

  

彼のモットーは「人生、楽しく」です。


「自分の持てる力を楽しみながら存分に発揮し、

気の合う仲間と楽しく過ごし、

興味を持ったことにはとりあえず首を突っ込み、

世の中を楽しみたい

平和に、生き生きと、楽しく長生きしたい。」

ってところかな?

 

いずれにせよ、私にできるのは、そのサポートのみ。


将来役立つかどうかなんて関係無い


彼が今やりたいこと、できることは、

可能な限り、思い切りやらせてあげよう。

そう強く思いました。


---

 

実は、ちょうど、コンクール受賞者コンサートに

出るかどうか、迷っていたんです。

理由は、出演料が高いから。

1分×万!!

目ん玉飛び出しそう。

 

ちょうど他のイベントも立て込んでいる時期だし、

別にプロを目指す訳でもないし、

楽器買わなくちゃいけないし・・・

理由をいろいろひっつけて、

今回は、まあパスするかーー、機会があれば来年ね♪

ということにしていました。 

 

でも本当はこう考えるべきだったんです。

 

出演は、子どもにとってプラスにはなれど、

悪いことは何も無い。

来年があるかどうかなんて、誰にも分からない。

今やりたいこと、今やれることは、今やらないと!


たしかに高い。

でも、そのしわ寄せは親が受ければいい

吝嗇っぷりは教育以外で発揮すべし。

 

で、結局、出演することにしました。

〆ギリギリ、当日駆け込みでセーフ。

間に合って良かった・・・。

 

 

あと、思ったのが、

「将来のため」に今を我慢で埋め尽くさないように

気をつけようということ。

主に受験勉強的なことで。 

時間を削って塾に行くくらいなら、

その時間、別のことに使いたい

 

勉強しなくていいってんじゃないんです。 

「知的な喜び」を感じる勉強は、どんどんやってほしい。

でも、それ以外は「そこそこ」で構わないと思う。

 いつかは「無理して頑張る」ことになるだろうけど、

最終的に辻褄が合えばいいんじゃない?


「今、幸せ?」
「本当にそれ、やりたい?(やらせたい?)」
と問い直すことを忘れないようにしたい。

この基本を忘れないようにしよう。

 

病気のおかげで反省の機会が与えられてよかった。

これで、これ以上何事もなければ、万々歳です。



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