olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

定期テスト

2019-09-10 | 学校とその周辺
そう、先日、期末テストがあったんです。
 
が、うちでは
気持ちの上でも、時間的にも
毎週末のイベントの比重が
あまりにも大きかったもんで、
合間にある期末テストなんて
 
「あーそういえば、あったね。
ま、テキトーにやっといて?
 
という雑な扱いに。
 
 
 
・・・(私の)ヤル気が無くなったのは、
忙しい以外にも理由があって・・・
 
 
 
2学期制のスケジュールは分かりにくくて、
主要5教科と副教科は試験時期が違うんです。
今回あったのは、5教科の期末テスト。
副教科の期末テストは7月末にあり、
夏休み明けに返されました。
 
テスト自体は持ち帰り禁止なので(なんで?!)
見たことが無いのですが、
息子から聞く副教科のテスト問題が
あまりにくだらなくて
私の中で、テストなんて
どうでもよくなったのです。
 
 
だって、こんなのよ?
 
 
「授業に必要なのは___点セットです。
って問題で、
教科書、資料、ファイルの3点
って書いたら、間違いだった。
それに鉛筆と消しゴム入れて、
5点セットだったんだよー。」
 
・・・・くだらな過ぎて、
コメントのしようがない。
 
 
「リコーダーの練習に必要なものは___です。
っていう問題で、
ぼく、『リコーダー』って書いたんだよ。
だって、そうじゃん!
でも×された。
答えは『根気』だった。」
 
 
は?根気?
 
「根気」が正解なら、
「我慢」「肺活量」「きっちり穴を塞ぐ太い指」
とかでもいいんじゃない?(笑)
「リコーダー」も、もちろん正解でしょう!
 
・・・ていうか、
意味の無い問題、出すなよ
って話だよね。
 
 
 
「Mein Sohnの訳に『私の子ども』
って書いたら、×だった。
『私の子』でないとダメなんだって。
子どもはKinderだから、だって。
別の単語が当てはまる言葉を
○にすることはできないって言われた。」
 
 
はあー?なんだそれ?
わけわからん。
 
「息子が正解」って訳じゃないから、
性別を問題にしてるんじゃないよね。
単複の問題って言いたいの???
 
あのさ。
子どもの「ども(供)」は
元々は複数形の意味を持つけれど
(兵どもが夢の跡、みたいな)、
現代では一人でも「子ども」。
複数になると「子ども達」「子どもら」
って言うでしょ。
 
でも、「野郎ども、やっちまえ!」の
「野郎ども」の場合、
「野郎ども達」とは絶対言わない。
 
つまり、「野郎ども」の「ども」は
複数形として機能しているけど、
「子ども」の「ども」は、
もはや複数形として機能してないってこと。
 
だから、現代日本語では、
単数の「子」を「子ども」と書いても
問題ない。
「子」がOKなら
「子ども」もOKでないとおかしい。
 
間違ってるのは先生だね。
 
でも、この先生、たぶん
自分の説明が何を意味しているのかすら
理解してないと思うよ。
どうせ、グーグル翻訳とかで
「子ども」をドイツ語変換したら
Kinderって出てきたんでしょうね。
で、「子どもはKinderだからダメ
って言っとこー」みたいな。
 
 
ハッタリで的外れな説明するなよ!
ってんだ。
バカだね~。(あ、本音が)
 
・・・と、つい、息子相手に
先生への毒を吐いてしまいました。
 
 
 
ま、要するに、こういうテストは
教科書かプリントの記述通り
一言一句違えずに書け
ってことなんでしょうね。
 
 
くだらない、くだらない、ああくだらない
 
 
そうだった。
中学の定期テストって、こうだった。
(ここまでひどい問題は
 無かったように思うけど)
 
その単元の理解度を調べるのではなく、
「教科書やプリントを
 丸暗記しているかどうか
だけを調べるような問題。
理解していて、
正しいことを書いていても、
教科書と言い回し違ったら×、みたいな。
 
くっだらない。
 
と中学生の頃から思っていたから、
私はテスト勉強、しなかったなぁ。
高校は私立狙いだったから、
問題なかったんだけど。
 
ここには公立高校しかないから
嫌でも「バカバカしい定期テスト」に
付き合わなきゃいけない。
分かってるんだけどね。
(私の)ヤル気が出なくてねぇ。
 
 
かくして、息子は放置されるのでした(笑)


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