olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

若い才能の輝きの眩しいことといったら!

2016-05-06 | 音楽とか
さて、この企画の内容。

AANMI(Asia/America New Music Institute)は
現代音楽若手作曲家の方々が集まって
アジアとアメリカの現代音楽の架け橋となろう!
を目的にして活動なさっているそうです。

その辺の事情に全く疎い私は
知っているのは五嶋龍さんだけでしたが、
経歴から察するに
みなさま揃って錚々たるメンバー。


もうね、舞台に集う
若く、才能あふれる出演者の方々の
眩しいことといったら!


一つのことをここまで追求するだけでも
相当な努力と才能が必要だと思うのに、
「彼とはハーバードとジュリアードで同級生でした」
とかサラッと言えちゃう彼らの世界…
天は彼ら彼女らには
二物も三物も与えたもうたのねぇ…。
世の中にはこういう方々もいらっしゃるのねぇ…。

ため息しか出ません。

しかもみなさん、爽やかな美男美女でいらっしゃる。


神様だって、
どんなことにも懸命に取り組みそうな人には
沢山の才能の芽を与えたくなり、
せっかく与えた才能も
無駄にしそうなヘナチョコには
もったいないから、そんなにあげなくてもいいか、
と思っちゃうのかもしれない。
そういう神の匙加減は、あっても仕方ないかな…。


舞台上の皆様、
どうぞその才能を存分に発揮してください!
私は聴衆としてそれを楽しませていただけることに
感謝します。

と思いながら聴いていました。


ともあれ、
現代音楽ですが、作曲家自らが解説を加えてくださる
ということもあり、
その辺には疎い大人も子どもも
楽しんで聴けました。



チャド・キャノンさん、チャーミングでした。
三線を習ったことがあるとのこと。


ユウガ・コーラーさん、これから指揮者として
日本でも人気が出るかもしれませんね!

ガース・ノイシュタッターさん、
登場した瞬間、子どもが「イケメン!」と
小さく叫んでいました(笑)
彼の曲は、子どもも大好き!


小杉紗代さん、美しい方ですが、
色彩を音にするという彼女の音楽もまた美しく、
説明を聞いたはからということもあるのでしょうが、
薄紫の小さな星と共に宇宙を旅しているような
気分になりました。
息子は、この曲が一番好きだな、と言っていました。


そしてもちろん、五嶋龍さん。
みずみずしい音色、素晴らしい演奏でした。
音楽への、楽器への愛情にあふれていました。

しかも、他の演奏家や楽器に対して
きちんと敬意を払い
心から素晴らしいと思い、
音楽を楽しんでいらっしゃる。
彼の魅力は、技巧的に優れた演奏をする
だけではないのですね。
音楽への素直な愛情や、
「オレがオレが」ではない
性格の良さが感じられました。



本当に良いものを聴かせていただきました。

ありがとうございます!!

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