olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

本を読もう

2020-04-30 | 本とか
休校中も、学校の時間割通りに
きっちり家庭学習している
小中学生のことが
ニュースで紹介されていました。

へー!
すごいねぇ、こういう子もいるんだねー、
と息子に言うと、


「はあー?
意味分からん。

せっかく自分に合った勉強を
自由にするチャンスなのに、
なんでわざわざ自分から
無駄に縛られに行くようなことすんの?」


と一蹴。


「あのね、学校は、
カンタンだし、ダラダラもできるし、
ワイワイして楽しいから、
朝から夕方まで縛られても大丈夫なんだよ。
無駄だけど、
学校は友達と楽しむための場所だから、
いいんだよ。

家では、無駄なく
自分に合った勉強ができるでしょ。
効率いいから、短い時間で済むんだよ。
何をすべきかは、自分で考えられるし!
(と言ってますが、実際には、
概ね私がやるべきことを指定しています)
で、サッサと終わらせれば
自由時間が長くなると思うから、
ぼくは毎朝、早く起きて
集中して勉強してるんだよ。
それなのに、学校の時間割通り?!
意味わからん。(2回言った)

 
まあ、そうなんだけど・・・
(ちょっと言ってみただけなのに、
こんなに反発しなくても…ぶちぶち)

ニュースに出てた子は、
もしかしたら
決められた通りきっちりやることで
安心したいのかもしれない。
律儀な性格なんだよ、きっと。


「えーー?(不満そう)
じゃあ、聞くけど、
お母さんが中学生だったら、
家で、学校の時間割通りに勉強する?」


いや、しないな。(即答)
絶対、しないな。(断言)
親子だねー(笑)


こんな時、
何に一番時間を割くか言えば、
それはもう、読書に決まっているでしょう!

長編を心置きなく読むチャンス!

ということで、
息子は今、吉川三国志にハマっています。
長い休みにうってつけのチョイスだと思います。

現在、6巻。
宴もたけなわってところでしょうか。
4巻でやっと孔明が登場。
三国志と言えば
あの4人組がいないと始まらない
と思っていた息子にとっては、
この配分、衝撃だったようです。 


吉川三国志、
私も中学生の時に読んだわー。
勢い余って陳舜臣の三国志も読んだよ。


と思い出話をすると、
 
「え、そうなの?
そのわりに、お母さん、全然覚えてないね!」

うっ。
その通り。

再読しても、初読同様の新鮮な気持ちで
読めるだろうな…


三国志の次は、
浅田次郎の三部作を読む予定です。

 
 
 
中国史づいてるねー!


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ところで、
三国志に手を出す前、
息子はなぜか児童書にハマっていました。

ページを開くの、6、7年ぶりじゃない?
という本ばかり。
おはなしのろうそく。

絵本。

なんでしょう。
赤ちゃん返り的な?(今更??)

ただし、児童書を読むのは、寝る前限定。
幸せな気分で眠れるから、良いんだよねー
と言っていました。

たしかに、昔馴染みのお話は、
名前を聞くだけで、ほっこりしてしまう。
エパミナンダス、なまくらトック、スヌークスさん…
息子、好きだったなぁ(笑)

籠もりすぎて気分が落ちてきたら、
精神安定と安眠のために
幼い頃の思い出の本を引っ張り出して、
幸せな気分に浸ると良いかも。


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