olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

亜熱帯育ちには分からない季節感

2016-07-17 | 4年生
ちょっとした俳句ブームでもある息子(小4)、
図書館で「俳句の学校」という本を借りてきた。


説明が丁寧で絵もきれい。
載っている俳句も楽しい。

良い本だな。
これなら買っても…と値段を見てびっくり。

3ぜんえん超え…
しかも3冊セット…

買えません。
たっぷり図書館から借りておくれ。



で、なんとなく一緒に読みながら、

「ああ、「山笑う」って季語なんだね、
すごくよく春の山の感じが出てる言葉だね!
奈良の山が懐かしいなぁ~」

なーんて話をすると、
息子はキョトンとした顔。

「山笑うってなぁに?」

続いて

「うららかってなぁに?」

「風光るって、沖縄にもある?」


・・・・!

そうか、これら、亜熱帯育ちには分からない言葉か!
知識として入れることはできるけど
体感することは出来ないんだなぁ…

かわいそうに…

いや、かわいそうだと思うのは、
私がそういう季節感を懐かしく、
愛おしく思っているからで、
亜熱帯には亜熱帯の良さがあるから
それを知らないからといって
別にかわいそうでも何でもない。

という正論を頭で考えてはみるんだけど、
けど、それでもやっぱり思ってしまう。


かわいそうに…


ああ、あの季節の美しさを
しみじみ味わわせてあげたい。

春や秋、季節が移ろう頃に
長期で奈良に帰りたい!


だってさ、夏休みなんて
結局、奈良も沖縄も暑いのよ。
(いや、奈良のほうがずっとマシだけど)
そうじゃなくて、
沖縄では味わうことのできない季節に
たっぷり帰りたいの!


なんなら夏休み返上するから、
春4週間、秋4週間くらい休めないかしら…?

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