olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

身体に字を書く ★腕は無くさないメモ帳!

2018-11-07 | 6年生
昨日のこと。
帰宅した息子の腕に、くっきり黒々とした文字が。

・・・なんで?
なんでそこに書く?

しかも油性ペンで!

1週間前に赤ペンで書いた文字が
やっと薄くなってきたところなのに。

あと2週間で舞台があるっていうのに!

衣装から出る場所に書くなーーー!!



ひとしきり焦った後、調べたら、
肌についた油性マジックは
オイルやリップクリームなどをすりこんでから
ティッシュで拭うととれるらしいと分かり、
一安心。


息子、6年生になっても
ちょいちょい面食らうことを
やらかしてくれます。
落ち着くのはいつだ・・・?


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でもそういえば、
たまに、手にメモを書く癖のある人、いますよね。
大抵、仕事関係の、忘れちゃいけないことを
ちょっとメモする感じで。

私にはその癖がないけれど、
そういう人を見ると
なんとなく微笑ましく感じたりします。
忙しく仕事をしているデキる人の可愛い一面
って気がして。



息子の場合はただ無頓着なだけなんですが、
一応、無意味な落書きではなく、
本に出てきたことを
忘れないようにメモしたんだそうです。

フランス語の単語をね・・・。


今、彼はアガサ・クリスティーにハマっていまして。
そう、エルキュール・ポワロのシリーズです。


(低学年で名探偵シリーズやタンタン、
 3年生でホームズにハマり、
 4年生からはルパン、江戸川乱歩ときて、
 ついにポワロ。
 これは普通に、大人向けの文庫を読んでいます。
 長編33編、短編は50編以上あるらしいので、
 このブームは長く続きそう。)


フランスのお話なので、
たまに、日本語の単語にフランス語(カナ書き)の
ルビが振られているんですよね。

「紳士淑女のみなさん」の隣に
「メシュー・メダム」とルビがふってある、という具合に。

その、「なんかちょっとフランスっぽい雰囲気」
魅力的らしくて。

後で友達とかお母さんに披露しようー♪
と思ってメモしたそうです。

・・・ちょっと大胆に書きすぎたけどね。



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昨日は、学校から帰宅して「ただいまー」と言う代わりに
「ボンジュー!メダーム!」
と嬉々として叫んでいました。息子。
腕を見ながら(-_-)

夕食のメニューを聞いたら、満面の笑みで「ビヤン!」

こんな調子で、使えるシーンを見つけると
すかさず「ポワロで見つけたフランス語」
を挟み込んでは喜んでいるので、つい、

「ねえ、どうせならカタカナじゃなくて
 フランス語の単語を調べて書いたら?
 グーグル先生は発音も教えてくれるよ。」

と、いかにも息子が乗り気になりそうなこと
言っちゃう私。

受験前に、墓穴掘っちまったよ。



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余談ですが・・・



これは息子が4年生の時のこと。
「ぼくは生まれつき右と左がわかりません」

息子が身体にペン書きしたのはこれが初めてだったので
驚いたのを覚えています。
「メモ帳」として腕を使っているのではなく、
切実に実用的ですね。

左右は、今も戸惑うらしいです。


ちなみに、私も左右盲です。
一瞬でも考えれば分かるんですけど、
咄嗟には分からないのです。
だからワンテンポずれるんですよね・・・。

一番困るのは車の運転ですね。
腕に書くのは恥ずかしいから、
運転席の右側に「右」って書いておこうかな。


左右盲の原因として、
「左利きの人が右を使うよう矯正されたら
 混乱が生じてしまうから」
と言われているようですが、
私も息子も、もともと右利きだし、
矯正もされていません。


なんでだろーー?



ついでに、私は
「左・右」よりも「L・R」の方が
左右を認識しやすかったりします。



なんでだろーー?

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