olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

6年生、秋の読書祭り

2018-10-17 | 6年生
秋休み、私は風邪で弱っていました。


そのすきに・・・・


息子は秋の読書祭り

寝る間と勉強する間を惜しんで、あっという間に読了。


こいつ・・・
油断も隙もありゃしない。


このまえ、読んだ本をまとめる中で、
息子に対する理解不足に気付いて
ちょっと反省したとこなのにな。

そうだ、この子はいいなりになる
大人しい子じゃあないんだ。
正攻法でダメなら抜け道を探して、
何としても自分の好きなことをする子だわ。

溜息つきつつ、どこか安心している私。

(いや、安心してる場合じゃない)



借りてきた本を読み尽くした息子が
次に狙っているのは、
私が読んでいるこの本。

『「民族」で読み解く世界史』

これ、タイトルとレビューが良くて、
まだ図書館には無かったので
思わず買ってしまったんだけど、
読んでみると大したことありませんでした。

大したことないというか、いい加減。
良い加減ではなく、良くない加減。
誠実さが感じられない放言が散見されて、
読み進めるほどに首をかしげてしまう。

トピックスの選択基準は、
「歴史的重要性」よりも
「ネタとしてウケそうかどうか」じゃない?
という疑念が湧く所がいくつかあり、
思わず著者の経歴を確かめる。
(ああ、やっぱり歴史家じゃあない…)

すると、他のところの信憑性にも疑問が出てきて、
本全体に胡散臭さが漂い始める。


予備校の授業じゃないんだから、
眠気覚ましのいい加減な小ネタみたいなん、いらんわ!
いや、予備校というより、
おやじが酒の席で披露する下世話なネタレベルかも。


やたら高評価のレビューが並んでたけど、
あれ、全部身内かな?


いい加減なことだけ書いてる訳じゃ無いから、
まあ、子どもが読んでもいいかなぁ…
とも思ったんだけど、
いやいや、不誠実な本を
わざわざ読ませることはないな。

息子が読む前に売っちゃおうかなー。

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