移日々之事物

気になったこととかに関する戯言とか

競争「は」いい

2005-12-04 00:39:49 | Weblog
ポスト小泉レースとか言われてますがね。

競争していくのはいいことだと思います。首相になりたいという欲望まるだしな動機であったとしても、結果として国民の利益を生み出しているのならそれに文句を言うことはできません。

ただ対立といわれてしまうのはどうかと思います。対立相手の政策を間違っているといいたいがための批判だとか、批判するだけとか言われないための対案だとかに用はないんですよ。

もちろんその対案だとか批判にしたってきっちりとした論理あってのものだろうというのはわかります。そうでないと論破されて評価を落とすだけのことですからね。

ただ批判したり対案を出すだけが良い政策を生み出すわけではないでしょう。相手の問題を浮き彫りにして、それを修正するように働きかけたりすることもその一つじゃないでしょうか。

だけど対立構造なんていう形だと、相手と同じような路線だったり相手のを修正する形だと結局自分の評価に繋がりにくいわかりにくいということでまったく異なった方向に意見を言うだけになりそうな気がします。

政策を競うという形なら相手の良い点も悪い点も考えてお互いに意見を言い合うという形になりそうですが、対立というとぶつかり合っているという印象を受けそうはならないようなイメージがわいてきます。

競争していくのはよりより政策を生み出すことに繋がりそうですが、こっちはこうだからいいんだ、という主張が中心となってぶつかり合う対立構造となるとけんかのようになりそうで、それこそ一国の首相にふさわしくないだろうと思ってしまいます。