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移日々之事物

気になったこととかに関する戯言とか

希望、ね

2006-03-02 01:51:19 | Weblog
日本の高校生事情です。

日本の高校生は成績、友人関係、異性との交遊などに関してアメリカや韓国と比べて「希望」をもっていないそうです。高校生がそういったところにドライになっているということなんでしょうかね。

とはいえ成績はともかく、友人関係とか異性について「希望」って何のことよ、という感じもしないではありませんが。具体的なデータを見ればその当たりもよくわかるんでしょうが、これを書いている時点では読んでいないのでよくわかりません。

成績に関してははっきりいって現代の高校生たちは関心が非常に薄いというデータが出ているようです。比較対象の他の国と比べるまでもなく、絶対的な低さといえるように感じます。

そもそもどんな生徒になりたいか、と問われてクラスの皆に好かれる生徒というのが半数近いのですからね。好かれていれば勉強なんかできなくてもいいと考えているだろうというと極論ですが、そんなに的外れではないでしょう。

その勉強離れの思考は勉強をがんばることが良い未来に直接的に繋がると思えないという意識がある、というのが専門家の指摘です。それはあるだろうなと私も思います。

確かにいい大学に入れば一流企業へ入りやすいというのは今でもある程度はあると思います。別に大学のブランドとかの話でなくてもそれ相応の能力を持っているという証のひとつではあるでしょうからね。

しかし一流企業に入ることが良い人生かというとそんなこともないわけで、それに一流企業がつぶれまくってまだそんなには時間もたっていないですし、名の知れた企業の不祥事もいろいろ上がっていますしね。

勉強離れの理由の一つにゆとり教育というものもあるんでしょうが、それも含めて大人が勉強に費やす時間や労力などなどに見合った対価が未来にあるという社会を作れなかったのも理由と思います。

もちろん苦労すれば対価が必ずあるとはいえないのが社会というものですが、それでも努力する価値はあると感じさせることができない、恥ずかしいい方をするなら夢を与えてやることができていないということがこういった形で現れているのではないでしょうか。

情報開示

2006-03-01 01:38:09 | Weblog
外務省の支出文書ですね。

非公開が多かった支出文書を開示するようにとの判決が下ったそうです。機密ということで秘匿されていた情報がこれで知られることになるわけですね。

もっとも機密として公開できないというような理由だったはずが、本来の使途以外に使われていると指摘されていて、それもこの判決の理由の一つとなっています。情報公開できないのは機密だからじゃないということがはっきりと認定されたということでしょう。

機密扱いして隠してしまえばどういう用途に使ってもかまわない、というような考え方が外務省に蔓延していることが端的に現れているように感じます。ふざけた話という以外に言葉が出てきませんな。

これで多少なりともそういったところが改善されればいいと思います。思いますが、なかなか難しいんだろうなとも思います。

前にも言いましたが、役人どもの意識が変わらなければ同じようなことが繰り返されるのではないかと。こうして判決が下っても奴らの考え方に変化がなければ意味が薄くなってしまうかと思います。

外務省に限らず役人全てが腐っているというつもりはないのですが、そういった連中がはびこっている現状をどうにかしなければ情報を開示させようが何しようが根本的な解決には繋がらないのではないか。

天下り一つをとっても世論からあれだけ批判されても改めないようなずうずうしくて愚劣な連中をどうにかするのは非常に困難でしょうがね。

防犯意識

2006-02-28 02:44:00 | Weblog
防犯ボランティアが増えているそうな。

昨今重大事件が増えていることを受けての防犯意識の高まりなんでしょう。とくに子供に関する事件が増えていることが大きな影響となっているようです。

防犯ボランティアの中でも子供の保護者による団体が特に増えていることからよくわかります。保護者の方からすればそういったニュースが流れるたびに不安は高まっていくのでしょう。

こういった動きが悪いとは思いません。それぞれの団体の活動で犯罪が抑制されたり未遂で終わったりということもあるでしょう。

しかしこういった動きを見ていると警察は何をやっているんだろうなと思ったりしてしまいます。別にボランティアの人がどうというわけではなく、そういったみんかんの、しかも子供の親たちが中心になって動くのは警察に対する不安があるからじゃないかと感じます。

警察というのが基本的に受身の組織であることは理解しています。むしろそうでないとまともな生活を送るのにも支障が出そうなので困るのですが。

凶悪犯罪の増加は警察がしっかりしていないからだなどというつもりもありません。上記のように受身の組織で、その存在が犯罪の抑制にはなるけれど、事件がおきたわけでもないのに積極的に動くことができないのですから下手な動きはできないでしょうから。

しかし現実として防犯ボランティアが増えているわけです。それは事件の増加と市民のそれに対する不安の表れといえるでしょう。

今後ひょっとしたらボランティア団体の方が事件に巻き込まれてしまうこともあるかもしれません。警察のように訓練をしっかりと積んだ人たちが集まっているわけでもないでしょうから、危険度は低くはないでしょう。

ボランティアの人たちがどこまでのことをやるかという点によってもかわってくると思いますが、そういったことも忘れてはなりません。もちろん警察なり何なりとボランティア団体の間に連携はあるのでしょうが、警察は今までとは異なったあり方が必要となってきているのかもしれないなと感じました。

ずいぶんあっさり

2006-02-27 02:31:45 | Weblog
民主党の謝罪会見。

先日から世間をにぎわす自民党の武部幹事長二男とライブドアとの話題。民主党が先に引いた形に収まるようです。

メールの真偽そのものも怪しかったようですが、持ち出しておきながらこうもあっさり引いてしまうのは弱腰にすぎるという気もしないでもないです。真偽もはっきりしないもので世間を騒がせる批判を受けるということなんでしょうがね。

なんというか意志の弱い政党だな、というのが素直な感想です。まぁ今さらいうまでもなくそういう政党だという声が聞こえてきそうな感想ですがね。

確かに審議のはっきりしないくせにこんなに重い情報を突きつけようというのは無茶だろうというところですが、いったん持ち出したいじょうはそれを貫く気概を見せてほしいです。初期段階では国政調査権の発動を迫るくらい勢いが良かったのに、ちょっと揺さぶられただけでころっと謝罪に転ぶようでは問題外です。

そんなんじゃ仮に選挙公約とかで良い事を言ってもそれを貫徹できないような、駄目な政党だという印象を今から与えてくれているような感じです。やると決めたからには多少押されてもやるべきことだと信じるならやり通してほしいものです。

企業倫理

2006-02-26 01:36:30 | Weblog
談合やめますというのはどうなんでしょう。

もちろん談合をするべきとかいうわけではありません。今さらそんなことがいわれるというのがどうなんだろうという話です。

相次ぐ談合事件で少なくとも建設業界における企業倫理の低さがはっきりしてしまいました。しょっちゅう談合が、談合がと報道されているような状況では企業倫理というものがあるのかすら疑わしくなりそうな印象すら受けることがあります。

そして罰則が強化されそうとなるといっせいにそれに対応する。しかも人事異動という形で担当者替えをするところが多く、逆にどれくらいの企業が談合に関わっていたかを浮き彫りにするような形になってしまったりしています。

もう一つ気になったのが、とある企業のある幹部が「うちは本気で談合はやめるつもり。(摘発の)ペナルティーが大きすぎる」とコメントしたそうだということです。ペナルティーが大きくなければ談合しますといっているようなもんです。

そんなことを広言するようなところがゼネコンという業界の腐りっぷりを端的にあらわしているのでしょう。いかに談合が浸透しているか良くわかるというものです。

罰則強化を機会に談合やめますと改めて宣言するような真似をするのはおかしな話ですが、今さら以前のことを動向いってもしようがないので今後なくなればいいだろうと納得するしかありません。ただこんな腐った業界が簡単に談合をやめるのかと感じます。

公取委をはじめとしてそういった考えを持っているところは少なからずありそうですが、はたしてどうなることでしょう。ペナルティーが低ければやるというような倫理観に乏しい連中ですから、ほとぼりが冷めた頃に再び談合話が持ち上がりそうな気がしてなりません。

時代の流れを感じました

2006-02-25 00:46:16 | Weblog
髪を染められるのは人権侵害らしいですね。

とある高校教師が茶髪の生徒の髪を無理やり染めたのが人権侵害に当たるそうです。もっともこのケースでは他にも問題はあったようですが。

授業を受けさせなかったりテストを受けさせなかったりもしたそうです。どっちかというとこっちのほうが問題視されていたのかもしれません。

髪を教師が無理やり染めるなんていうのは私が学生の頃は良くありましたがね。中学の頃は何人もいましたし、高校に入ってからも私の通っていた学校ではそういったことはありませんでしたが、他の高校に通っていた友人から髪を染められた奴がいるという話は聞いたことがあります。

校則で黒髪と決められていたというのが当時の教師の主張だったように思います。髪を染めるとすぐには戻らないので黒染めをされていました。

一応校則という形で定められた規律なのだから本来遵守しなければならないものです。もっとも買い食い禁止とかの校則はあってなきが如しなのですが、それでも教師に見つかれば説教はされてました。

この高校の校則で茶髪が禁止されていたかどうかはわかりません。せいぜいが学生らしい格好とか程度の抑えた表現だったでしょうかね

でも昔だったらそんな表現でも黒染めされていたように思います。学校の定める学生らしいの基準はよくわかりませんが、髪を染めるのは華美な格好につながるということだったんだと思います。

今回はそのせいで学生がいろいろとショックを受けているということなので昔はどうだといって簡単に否定していいものでもないのですが、ぶっちゃけやわな学生だなと感じてしまったことも否定しません。先に言ったようにそれを理由に授業を受けさせてもらえなかったりというのがどちらかと言うと重要な気もしますが。

授業云々というのは確かによろしくないと思います。とはいえ調理系の専門学校とかだとそういうところがあったりするんですが。専門学校と高校はまた色合いが違いますがね。

髪を染めるのは表現の自由の範疇なんだから人権侵害だとでも言いたいんでしょうが、一応は校則という形で縛りがあるわけで学生はそれを了承している形式なんですからその点を責めるのはどうかと思います。むしろそれを理由に授業なりテストなりを~というほうが大事ではないでしょうか。

髪染めが停学相当の問題とかいうならともかく、そうでないのなら猶予を設けて授業を受けさせるとかすればいいのにと思うんですよ。来週までに直してこなければ校則を守る気がないということで罰則を与えるとかね。

髪を染めるの染めないので強いショックを受けるというのもいまどきの子供が過保護にされてやわになってるのかなとか思う半面、大人のほうでも問題にするべきところを取り違えてしまって間違った方向に進んでいこうとしているんじゃないかとか感じてしまいました。

首相は仲間はずれ

2006-02-24 02:24:57 | Weblog
対中外交がいびつですね。

靖国問題に端を発する対中外交問題。首相や外相が蚊帳の外で与党幹部とかが会談するとか微妙におかしな方向にずれています。

首相や外相が問題を起こして中国との関係が悪くなったわけですから、その原因を避けようとするのは流れとしてはわからなくも在りません。けれど国同士の問題においてトップ会談を避けて与党幹部とかと会おうというのは、中国からの圧力のようにも感じます。

小泉氏は良くも悪くも自分の考えを曲げないところがあるように思えますので(アメリカには弱い気もしますが)、中国から何を言われても靖国参拝に対する考えを変えないのではないでしょうかね。任期も残り少ないことですし。

そうなると次代の総理がどうなるかということでしょうか。靖国問題に対してどういう方針を持っていくかというのが今後この歪みが直るかどうかを決めるのでしょうかね。

個人的な考えを言えばあからさまなまでに反日感情を煽る政策を採り、境界の曖昧なところでの採掘を強行したりする中国は好きになれないのですが、そういったことを含めて話し合う必要があるのでしょう。そのために話し合う以前にこちらが譲歩しなければならないというのはどうにもいい気はしないのですがね。

改革は官僚から

2006-02-23 01:16:10 | Weblog
ODA改革の件で。

ODA改革が表面上は一元化として改革を成立させたように見せかけて、その裏では何も変わることがない。そういった合意文書が財務省と外務省の間で取り交わされていたようです。

これも結局は改革の実務に関しては官僚主導であったからなんでしょうかね。小泉首相をはじめとした議員さん方は方針とかの大枠を定め、それをやりなさいとかいっていても具体的な実行段階においては官僚に任せてしまっているからこんなことが起こるんじゃないでしょうか。

こういうのを見ていると改革は組織の改革がどうとかいうような大枠からじゃなく、官僚という存在そのものを変革させるところからはじめる必要性を感じます。そうでないと同じことの繰り返しになりそうです。

実務段階において官僚の手を借りずに進めることはまず無理でしょう。組織の実情を一番知っているのは官僚でしょうし、組織を動かしているのが官僚なんですから。

その動かしている連中が腐っているから何をどうしようと変わらないんでしょう。余分な贅肉をそぎ落とそうとしても、腐った連中がそれをさせまいとしたり、残った必要な部位が腐っていたら何にもなりません。

まずは官僚という腐った膿をどうにかすることから始めなければならないのでしょう。そんなところからはじめなければならない段階で日本という国の現在及び将来が非常に危ぶまれますが。

火のないところに煙は立たず

2006-02-22 02:04:01 | Weblog
興味を引くネタがないんで今日もこれを引っ張ります。

武部幹事長の二男とライブドアの間にあったやり取りの問題です。結局うやむやに終わってしまいそうなこの問題です。

これを議題として表に出した民主党は現状では信憑性の立証は難しいとのコト。国政調査権の発動による真相解明を求めていく方針だそうです。

自民党はそんな弱い根拠で議題に載せる時点でおかしい、といって民主党に責任を追及するような姿勢も見せています。国政調査権を発動する気はなさそうですね。

世の中には疑わしきは罰せずと言う言葉があります。疑惑だけで罰の対象にすることはできないというそのまんまな意味でこれは正しいとは思いますが、疑いがあるなら調査をするのも筋だと思うんですよね。

火のないところに煙は立たずともいいます。もちろん何かやったに違いないとかいうわけではなく、そういう話が出るということは何かしらあるんじゃないかと思われても仕方ないということです。

根拠をはっきりと示せない民主党も良くはないんですが、幹事長という要職にある人間の問題なのに調査もせずに突っぱねる自民党もどうでしょう。身内をかばおうとしているようにも見えて、政治不信をさらに助長しているような感じがします。

別に武部幹事長の二男が金を受け取っていようとそれだけで幹事長自身がどうだこうだと私は考えません。当然その金が武部幹事長の行動や政治活動にも影響を及ぼしていたとかいうなら話は変わってきますが。

ともかくこうやってうやむやで終わらせようとか、混乱させたとかいって責任問題にして相手のイメージを落とそうとか打算的なことを考えるな、と。曖昧なまま終わらせようとか、ましてやそうやって終わらせる責任を押し付けてライバルを蹴落とそうとか考えるなといいたいですね。

嫌な想像の通りに……

2006-02-21 01:39:21 | Weblog
国会の駄目さ加減に乾杯。

堀江メール問題がまず一つ。先日言ったようにとりあえずはっきりと真相を究明してほしいというところですが、結局は曖昧なまま幕引きとなりそうです。

民主党の側からも新証拠は出てこず、自民党の側も国勢調査に応じることはない。どちらも新たなアクションを起こすことなく終わってしまいそうです。

もう一つが公務員削減に関して。こちらも骨抜きになってしまいそうです。

人員削減案の締め切り日を過ぎても削減案が提出されず、締め切りを延ばすという形になっています。これは各省庁の反発に負けてしまったことの現われでしょう。

こうやって伸ばし伸ばしやっているうちにたいしたこともやっていないのに、削減しましたとか言って終わってしまいそうな印象です。このままではこちらも成果をあげることは難しそうです。

こうも悪いほうの予測道理に話が進んでいくと、怒りや嫌悪を通り過ぎてあきれてしまいます。国会議員の皆さんはいったい何をやっているんでしょうかね。

仕事をまっとうにできていないのに給料はそこら辺の人よりもらうっていうのはどうでしょうかね。国会議員の給料も能力給とか歩合制にするとかしたほうがいいんじゃないですか。

昔から言われるのが寝ている国会議員を指して、寝ているだけで給料をもらえる夢のような仕事だという皮肉がありますが、起きて仕事をしています的な様子でも成果を出せていないんじゃ仕事としては駄目でしょう。

高給であることに見合った大変さが国会議員という仕事にあるんでしょうが、大変だから結果が伴わなくていいというもんじゃありません。大変だろうが楽だろうが金をもらっているのだからそれに見合った結果を求めれてしかるべきで、高い給料ならなおのことです。

重大と思われる問題をなあなあで終わらせたりやるべきことを反発を受けたからといって簡単に曲げてしまうようでは、結果を出す以前に仕事ができていないとすら感じてしまいます。仕事というものがどういうものであるのか、社会人一年生からやり直したほうがいいんじゃないですかね、彼らは。