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吾が見る先に(agamirusakini)

自分が見る先には何があるのだろうと思う事が多くなってきた。振り返りながら、自分の道を探しながら歩いていきたいと思う。

もう80歳にはなるのだろう松

2009年10月03日 | Weblog
御柱の度にメドデコの通りの妨げとなり、ここを支障なく抜けるのに
その柱を任されている者の手腕を問われた松
来年の御柱を前にして、今年で道路の拡幅で切らざるを得ず残念でならない
何処かに移植も考えたもののすでに洞化していて
そこで枯れてしまう可能性の方が高く切ってしまうことに
自分の時代にこうなってしまうことが残念ではあるが
仕方ないとあきらめるしかない・・・・
曾祖父のまだ前の時代から、ここで御柱を見続けた松もついに
今年でその齢を終える
父が何十年と続いてきた家を壊し、僕が松を切る・これも運命なのかもしれない
自分の生まれてきた土地の思い出を切り、捨てていかなくてはならないのは
甚だ寂しくもあり・悲しくもあるのだが、次の世代へ訳のわからない責任を送るより
自分の時代でけりをつけるのが僕に与えられたものだと
理解するしかないと思うこの頃である
しかし長男というのも、きついものだと思う
こんなところで愚痴っていても仕方ないのだが・・・・。
もしこのブログを見ている人で、来年の5月諏訪上社の御柱を見に行く人がいたら
峠入口というバス停の脇の家に、この松があったのだと・・
思い出して下さいちょっと今日は感傷的になってしまいました