仙丈亭日乘

あやしうこそ物狂ほしけれ

【昔の手帳から】 6月23日

2011-06-23 00:08:26 | 昔の手帳から
【1980年】(1囘生)

風邪で大學は休む
家庭教師


月曜日。

前日から引續き風邪。
夏風邪は治りにくい、のかも。
大學は休んだが、家庭教師には出かけたやうだ。
多少なりとも責任感は持ち合せてゐたといふことだ。




【1981年】(2囘生)

大學サボリ


火曜日。

前日に單車が故障し單車屋に持込んだため、單車がない。
單車がないといふことは即ち足がないといふことだ。
サボリといふより、不可抗力と云つてもいい。
カメの歩みのやうな叡電に乘つて、終點からさらに20分も歩くなんて、當時の私には考へられないことだつた。




【1983年】(4囘生)

濱田 發表豫定 / 濱田 出張のため休講
HにTel


水曜日。

濱田先生は2コマ目の國文學演習。
確か、「南總里見八犬傳」を讀み進める演習だつた。
テキストそのものが面白かつたお蔭で、私にしては眞面目に出席してゐた。

17日にデートして以來、初めてHに電話した。
6日ぶりの電話。
彼女をほつたらかしにする(される?)つもりは全くないのだが、アパートの共用ピンク電話を占據するのは心苦しかつたし、なにより相手の家に電話するのが氣まづかつた。
必ずHが出てくれるのなら良いのだが、たいてい母上が電話に出る。
そんな状況で頻繁に電話をかける勇氣・度胸・厚い面の皮が私にはなかつた。







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