阪神１５－２讀賣 （東京Ｄ）

２２安打１５得點で大勝し、再び３位浮上！

先發投手は、阪神がボーグルソン、讀賣は木佐貫。

木佐貫は４囘まで８三振を奪ふ好投を見せた。
まるで附け入る隙もなく、このままズルズルと打てず仕舞ひで終はつてしまふのではないかといふ、イヤな感じを抱かせる程だつた。

５囘表。
このイヤな雰圍氣を破つたのは、この囘先頭のボーグルソンのバットだつた。
外角低めの球を粘り強いバッティングでライト前に運んだ。
ピッチャーに打たれたショックもあつたか、鳥谷の粘り勝ちと云つたはうがよいのか、鳥谷が貴重な四球を選び、ノーアウト２壘１壘。
赤星は送りバント。
これが内野安打になり、しかも木佐貫が１壘へ惡送球し、ボーグルソンが歸つて來て先制點。
續くシーツがタイムリーを打ち、２－０。
ここで讀賣は木佐貫を諦め、山口を投入。
しかし、この山口から、金本がタイムリーを打つて、３－０。
リンくんは２壘ゴロ併殺となるが、代打・濱中がレフトの頭を越えるタイムリー２ベースを打ち、４－０。
さらに、矢野が２ランを打つて、６－０と試合を決めた。

このあと、タイガース打線は、６囘に２點、８囘に７點と、合計１５點を取るのだが、けふのゲームの分水嶺となつたのは、５囘に木佐貫をＫＯしたことだらう。
ヒーローはたくさんゐて、ひとりひとりを擧げてゐるのも面倒なので、するつもりはないが、木佐貫をＫＯしたことに絞れば、ボーグルソンのヒットと鳥谷が四球を選んだことが大きいと思ふ。

ともあれ、これで、勝負は振りだし。
中日も横濱も破れてゐるので、けふは最高の一日だつた。
かうなると、ますます、明日のゲームに勝つことが重要になつてきた。
けふの１５點は忘れて、明日も頑張つて欲しい。

ちなみに、１試合での安打數のチーム記録は１９７６年の大洋戰での２４安打ださうだ。
あと２安打でチーム記録に竝んだのに、惜しいことをした。


＜ＰＳ＞ 矢野選手の奧樣のお誕生日だつたさうで・・・さすが矢野～！



東京ドーム　巨人X阪神　17回戦（巨人 8勝 9敗 0分）

【勝利投手】　ボーグルソン 6勝3敗
【敗戦投手】　木佐貫 9勝6敗
【本塁打】
阪神： 矢野 4号2ラン（5回 山口）、シーツ 9号2ラン（8回 野口）、矢野 5号3ラン（8回 野口）、関本 3号ソロ（8回 野口）
【継投】
阪神： ボーグルソン → 杉山 → 江草 → 桟原 → 能見
巨人： 木佐貫 → 山口 → 姜 → 野口 → 吉武



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＜けふのリンくん＞
６打數３安打、１打點、１得點。

＜リンくん今季通算成績＞
打率.317、１３ＨＲ、４７打點、４３得點、１８四球、１盜壘。




＜２００７年ナマ觀戰・試合結果＞

５勝４敗

○　 3/31 開幕第2戰：阪神３－２廣島_（京セラＤ）

×　 4/21 阪神２－５讀賣 （甲子園）

×　 5/5 阪神０－２廣島 （甲子園）

○　 5/19 阪神６－０廣島 （甲子園）

×　 6/9 阪神１－４オリックス （甲子園）

×　 7/16 阪神２－４讀賣 （甲子園）

○　 7/18 阪神５－３讀賣 （甲子園）

○　 7/29 阪神９－４横濱 （甲子園）

○　 8/2 阪神６－５ヤクルト （甲子園）