Sky from a jewelry studio---

どんな時間を生きていても、誰の上にも広がるそら。

やさしい空気

2004-12-06 02:15:44 | diary
昨晩の暴風にはひやひやしていました。何故って、今日は加工場の新しいエアコン取り付けの日だったから。こんな風や、もしかしたら雨の中、室外機をとりつけるのか...と思うと、外で作業を日々仕事としている人達には本当に頭が下がる思いでいっぱいです。結果的に、今朝はからりと晴れ、なごやか(?)に設置作業は進んだのですが...。
今日びのエアコンって本当にすごいですねえ。酸素は出すわ、空気清浄(しかも超音波とイオン吸着)や換気もし、除湿、エアコン本体のクリーニング、もういたれりつくせりで、説明書をざっと読んだだけでは、訳分かりません。
それでも、そう言い切られてしまえば素直に信じてしまう私。暗示にかかってか、どうかはわからないけれど、本当にそれらの機能が働いているかなんて実感できるわけもないのですが、「おお。なんかオゾンのにおいがする~!!」などと感嘆しつつ、酸素に満ちあふれたクリーンな空気のなか、気持ちも新たに仕事ができるような気がしました。実際いろんな事がはかどった様な気もします。

四六時中、室内で作業をするには、室内の空気って、本当に大切な要素やと思います。実際夏場にクーラーが利きすぎなのを私が気づけなくって早めに帰った生徒さんもいますし、体験レッスン時にも、女性に多いのですが、粉塵を気にする方って、結構居ます。
私自身はかなり無頓着な方なのですが、それでも温度が高すぎるとすぐ眠くなるし(これは別の理由かもしれませんが...汗)、肌にぶつぶつができたり顔色が悪くなったりしたら、仕事場の環境を考えずにいられなくなります。
でも、ここの加工場はmkoさん(OGURA先生)いわく、「カリフォルニアの空気を再現(?)」させるという思いにもとづいた、本当に行き届いた空気環境です。
べつに最新装置をもうけているわけではありません(今日設けましたが)。空気清浄機3台、除湿機一日中フル稼働といった具合です(それでも10畳程度の部屋には充分すぎといっていいほどの設備やと私は思っていますが)。しかし、そういう事ではなくって、ふと気づいたときに、mkoさんが除湿器の水を捨てている、エアコン・空気清浄機のフィルターをせっせと洗っている。そういう場面をこの一年半のうちに何回も目撃して、

綺麗な空気もあんぐり口をあけていたら得られる、という時代(というか環境)ではなく、汚れていることに気づく意識、やさしさからはじまるんやなあ、と実感したのです。
そういう訳で、わたしはこの加工場の空気がとっても好きになりました。(これも暗示??)
今日からまた少し空気がバージョンアップしましたが、どんなものかは、生徒の皆さんが実際に吸って、感じてください。

とにもかくにも、エアコン設置時、窓が開いてびゅうびゅう風の吹く中、カーテンが開いて直射日光はいりまくりのなか、淡々とロー付けをこなす生徒のIさんには頭が下がりました。私など、やることと居場所が見いだせず中華料理用のレンゲを修復していたというのに(?)............お疲れさまでした!
取り付けの業者の方もお疲れさまでした!そして今までルーバーから水が吹き出すまでガンガン頑張ってくれた旧エアコンも、お疲れさま~!

風強し秋晴れ~♪:T/18℃:H/60% レッスン×4・新ブランドの商品原型のゴム型とり・キャスト準備