宮部みゆきのICOを読んでいるのだけど
これはダメだ、
いま2章だけど
周辺描写がほとんどなのだけど、
全く情景が頭に浮かばない
そもそもICOってゲームにインスパイア
されて書いてる作品だから
宮部みゆき本人も情景を画面で見て書いてる
読む前にゲームしろってか?一見さんお断りか?
あまりにも分からないから
2章の1/3くらいでユーチューブでICOのゲーム実況動画をみてから読んだけど
それでもやはり分からない
あれだけのマップの広さで、全て伝えようとしても言葉では無理に近い
らしく無いじゃ無いか
そもそも周辺の状況を事細かに詳細まで書き過ぎたらだめなんだよ
ある程度読者の想像に任せる必要がある
そも宮部みゆきはフィクションファンタジー分野だ、情景、環境設定はある程度で良い、そこに重きをおく必要があまり無い
全く無いわけでは無いと思うが、
密室殺人のトリックを書くひとでは無いのだから無理はしなくていい
とにかくこの小説は展開が無いのが苦しい
一章はゲーム外での、そこに至るまでの背景をプロローグとして自作してるから
そこは楽しめたのだが
これはおすすめしない
3章は宮部みゆき感が復活するらしいので全体の所感は後々になるのだが
上巻の半分以上の情景描写に費やした時間をひっくり返す、面白さやトリック、伏線張りとかがあってこの時間に意味を持たせないと
この作品はおすすめはできない
上下巻で1200円だ。他の本を薦めさせていただく
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