祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

episode14

2006-09-04 03:31:57 | フレンズに見る恋愛考察
「あり合わせで済ませていると、いざというとき美味しいものが
 食べられなくなる。」


 冬っていわゆるイベントが多いよね。
 クリスマス、年越し、そしてバレンタインデーやホワイトデー。
 こう言うときは周りもなんだか華やいだ雰囲気になって、つい一人だと
決まり悪くなってしまう人が多い。
 プレゼントをもらったり渡したりする相手がいないと、なんだか周りから
取り残されたような気分になってしまったりね。
 でも、そんなに好きでもない人と一緒にいるのって、それはそれで寂しいと
思うんだよね。
 体裁を取り繕うことはできても、心は満たされない。
 横にとりあえずボーイフレンドはいるけど、これでいいのかなって思って
しまったりさ。
 一番空しくなるのは、イベントが終わったときだね。
 周りの喧噪が鎮まると、浮かれた気分も収まってくる。
 そうすると、何でこの人とつきあってるんだろうん、なんて思えてきてさ。
 だからホワイトデーが終わって、三月も終わり頃になると、次の年度の
こと等の新しい環境に目が向いて、今の関係を清算したくなる。
 何度もジャニスを振ってしまうチャンドラーみたいにね。
 身近だからダメって事じゃないよ。要は君自身の問題。
 よく考えてみよう。
 君にとってその人「でいいや」なのか、その人「じゃなきゃダメ」なのか。
 「でいいや」という人は、言ってみればインスタントラーメンのようなもの。
 おなかは一応ふくれるけど、満足感は少ない。
 まあ最近はけっこう美味しいものも増えてはいるけどね。
 味的には満足できないけど、おなかは落ち着くからいいやって食事を
ずっとしていると、本当に美味しいものに巡り会っても手が出せない。
 食指も動かなくなるし、味覚も鈍ってくるんだ。
 どうせ食べるなら、美味しいものを食べよう。


P.S. 今度美味しいものを食べに行こう。

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