祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

お仕事(というか観光)初日

2005-05-27 01:03:16 | 祝福の店 日記帳
25・6日で博多のお仕事行ってきました。名義は私の会社での(とりあえず唯一の)お仕事、
無事に完了してほっとしています。といっても、ほとんどは名刺もらって座って
書類見てはんこ押して、という作業なのですが。

昨日現地入りしたのは新幹線の2時間半移動+アルファで2時過ぎ。そこから
母の博多での友達に次々と会わせてもらいましたが、お三方に共通してることが
元気なこと。母も元気なタイプですが、まさに類友だなあと思いました。
博多っ子らしくパンパンっとしていて気持ちいいです。もちろんお仕事での
知り合いなので楽しいとばっかりも言っていられませんが、10年来のつきあいと言うことで
気心知れたという感じがしました。

一人目のNさんは元々地の人ではないもののすっかり博多っ子になってるおじさん。
「山笠」の頃といえば「のぼせもん」になりそうなタイプの方です。
話しぶりがおもしろく、つい予定の時間よりも長く話をしてました。お仕事の話も一つありますが、
まとまるといいな・・

博多といえば福岡沖地震の被害がまだ爪痕を残しているのですが、
二人目のIさんも住んでいるマンションが半壊指定を受けており家具はほとんど全損という
厳しい状況のようです。もちろんショックは残っていらっしゃるようですが、
「こうなったら何があってもしゃあないと割り切れるようになった」
と前向きに頑張ってらっしゃるようで、やっぱりパワーあるなあと思いました。

そして三人目のHさんとは晩ご飯をご一緒させてもらいましたが、この人がなかなかに食い道楽。
「安くておいしい店」を探すのに大阪人も顔負けの情熱で取り組んでいます。
昨日はそのうちの一つでイタリアンのお店「Casale」に行ってきました。
(お店の写真は弊サイトで近日中にアップ予定)
この日のコースは母とHさんは牛のホホ肉のステーキ、私は鴨肉のステーキをいただきました。
行く前のタクシーの中でペペロンチーノが絶品と力説されていましたが、確かにおいしかったです。
食前酒代わりに白ワインのハーフを3人であけ、メインに入る前ぐらいから赤のフルボトルを
実質私とHさんの二人で1本開けました。あちらは飲むの3連ちゃんということで、しかも
前日午前3時まで飲んでいたのでいつものペースではなかったそうですが、それでも
私より速いペースでグラスが空いてるぐらいの酒豪でもあります。
さて、メインなのですが、ホホ肉はさすがによそで食べたことがないような部分であり、
ものすごく柔らかくて、使ってませんが多分お箸でも身を切り分けられそうなぐらいでした。
一方こちらのメインの鴨肉ですが、こちらはバラエティ豊か。付け合わせがまたいろいろと
目に楽しく舌においしくで、とくにホワイトアスパラガスは普段食べてるあのぐんにゃりは
何なんだというぐらいしゃっきりしていて香りもよかったです。それもそのはずで、
フランスで仕入れてきたものを出してくれたそうです。さらに器がすばらしい。
見事な硝子細工で、まるで料理がステージの上でダンスをしているかのようでした。
他の硝子細工もそうですが、イタリアの有名な硝子細工のお店から何度にもわけて
行くたびにいろいろ買って帰ってくるというもので、お店に一つしかない貴重な
お皿で出してもらえたのがうれしかったです。
そしてデザート。3人で行っていたので迷う必要があまりありませんでした。なぜなら
3つ違うものを選んでみんなでわければいいから。選んだのはティラミスとカシスのソースの
ケーキ、そしてなにやら言う有名人がおみやげとして持っていったといういわれのある
栗のお菓子でした。特にこの栗のお菓子、最初チョコレート菓子なのかと思いましたが、
どちらかというと栗ようかんと栗アンの饅頭の中間という感じの甘さで、おいしかったです。
Hさんがさすがに疲れていたようなので、普段ならさらにどこか行くところを
セーブして今回はお開きとなりましたが、いい思い出になりました。

時間が遅いので今日のお話はまた改めて。