祝福の店 寝室

『一日を終え、布団に入る前に向かう机。そして日記帳を広げる。今日あった出来事は・・・』

久々に怖いものを読んでます

2005-05-14 00:22:18 | 祝福の店 日記帳
といってもホラーではありません。私はホラー好きじゃないので、買ってまで
というか借りても読むことはしません。
今読んでるのは。「イケズの構造」(新潮社)というもの。

これは京都人の「イケズ」について書いてある本なのですが、いやー、怖いですねえ。
私は京都と大阪の境に住んでいるのでどっちの気風が近いかと思ったりすることも
ありますが、これを読んでるとどうやっても京都人ではないなと思いました。
有名な「ぶぶづけどうどす?」はフィクションと言うことらしいのですが、それより
怖い話が盛りだくさん。読んでひとしきり笑ったあとに来るこの寒気。
裏読みという性格ができない私は、そういう意味ではストレートな大阪人だなと改めて
認識してます。本にあるようにイケズが日常的なものとなるのであれば、とりあえず
利便性云々ではなく、単純に近所づきあいできないと言う理由で京都には住めないような
気がしています。
本を参考に精一杯イケズに言ってみると

「さすが千年王朝の京都どすなあ。私みたいな田舎もんにはおそれ多くてみなさんと気軽に
 おつきあいもでけしまへん。たまに遊びに来たときにはどうぞご贔屓に」

というところでしょうか。なんか違うような気もしますが・・