老いを生きる

介護の仕事を始めて10年目。
様々な高齢者様との出会いがありました。
デイサービスでの出会いは緩やかに進みます。
十人十色の性格も他のスタッフに挟まれて
少しずつ慣れていけば良いのですが
訪問となると何倍も違いました。
最初は責任者に同行してもらうのですが
2回目からは一人です。
情報は最低限のものしかなく、あとは手探りです。
仕事はきちんと素早くこなして当たり前。
お話好きの方もいればその逆も。
こちらが手探りなら相手も手探り。
相手に少しでも遠慮がなくなって来ると、やっとホッとします。
ここ2年はマスクをしたままですが
そのマスクの向こうに『いつも笑顔で嬉しいわ』と言われると
こちらも楽しくなります。
運動不足でいろいろ支障が出てきていますが
そんな時だからこそ
家の中でできる簡単で危なくない運動のコツなどもお話しし、
認知症予防になるべくお話するようにしています。
それぞれ違った人生を歩いてこられて今があります。
これまでの人生が大事なら、これからの人生も大事。
笑顔で話される皆様から、若輩者も元気をいただいています。

ミョウガ

昨年、ミョウガの地下茎を買いました。
説明書通りに植え、芽が出て伸びてきました。
たくさん芽が出てきたのに収穫できません。
今年も芽が出てきました。追肥をします。
それでも自分の想像するものが収穫できません。
おかしい？？？
それもそのはず、自分はお店で売られているものと同じようなものが
茎と葉の間に出てくるものとばかり思っていたからです。
筍と同じで伸びきったら終わり。
葉っぱを切ればまだ新しい芽がでるかしら？
知らないということは恐ろしいと思いました。
まぁ、笑い話です。

新型コロナワクチン

医療従事者からワクチンを打ち始めていますが
近辺での高齢者の申し込みはまだ受け付けていません。
チケットを受け取った何人かの方から相談を受けました。
住まいの近くではどこが会場になるのか、
自分は果たしてくけられるのか、などなど。
会場の名前はあるが住所が書いてない、
慣れないスマホで調べようとするがよくわからない。
最も近い会場をお調べしたら、自分は受けられないかもしれないという。
既往症や現在服用している薬の関係でできない人もいる。
確かに受けられない項目に服用している薬の名前が書いてある。
一時的にやめればできるのか、できるとしたらどのくらいの期間が必要かなど
医師に相談して答えが出るのかな、と思ったりしました。
ご本人は受けたいのに実際には受けられない、
そういった方が高齢者の中にはかなりいるのではないかと思います。
副反応が起こる可能性があるものほど
集団接種ではなく
かかりつけ医にお願いした方が安心なんじゃないかな、と思ったりします。

ネットで検索しても未だに準備中。
チケットに記された注意事項など、自治体によっても内容が違う。
会場に行ってから受けられませんと言われる人が
かなり出るのではないかと思われる節もある。
受けるということに二の足を踏む人がいるのもわかる気がします。

立木に彫刻

今年に入って、団地にチェンソーの音が響いていました。
植え込みにネットが張られ、そこから聞こえます。
何をやっているのか住人に尋ねると、彫刻を彫っているみたいよ、とのこと。
しばらくしてネットが取れると、鶏が木の上で鳴いています。
二箇所ある入り口の片方でまだ製作中。
ネットの中を覗き込むと
男性がチェンソーを操ってうまい具合に削っています。
40〜50センチはある刃に見えました。
ネットが外されたら中から４羽のフクロウが出てきました。

濃厚接触

コロナ感染における濃厚接触とは、
マスクをせず、
１メートル以内で相体面して、
15分以上話をする、ということだという。
街を歩いていると
道路にせり出してテーブルを置き、酒類を提供する店が増えています。
何人かかたまって、
大声で話し、飲み、食べている様は
コロナ騒ぎ以前と何も変わっていない。
外での飲食はみつにはあたらないかもしれない。
ただ、濃厚接触だよね。と思いつつ
仕事帰り、買い物帰りに
大騒ぎしている人たちの間を足早に通り抜けます。
時間帯ではなく、酒類の提供を一時ストップすレバもう少し静かになるのかなぁ、と。
急いで電車に乗ったら
大声で話しながら乗る二人連れ。
ふっと見たら、マスクをしていませんでした。
ちょっと引いてしまうのは私だけでしょうか？