初雪を楽しみにベッドに入って
朝早く目覚めると
雪でない
とわかった
街が静かでない
息を吸い込む鼻が冷たくない
低反発枕がそれほど硬くない
足もとの湯たんぽがまだだいぶ温かい
ベッドを降りると
やっぱり床もあまり冷たくない
薄明るい窓の外
アスファルトは黒く濡れそぼっていた
微かに霧雨が降っているようだった
ニュースでは
「都心・丸の内でも初雪を観測」
だと言う
夜明け前のことらしい
ああ
初雪
見たかった
雪の積もった道を歩きたかった
高尾山には、積もっているかな?
昨夜の残りの甘酒を温めて飲む
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