出産当日②

いよいよ分娩台の上へ・・・

助産師さんに「じゃぁ～ここでももう少し練習してみましょう。
お腹の張りが強くなったら深呼吸を３回して３回目は大きく
吸ったらその後出来るだけ息を長く止めていきんでねっ」
と言われNSTを診ながら助産師さんに「そろそろ張ってきたね～じゃぁ～大きく
深呼吸して～」と言われ一緒に深呼吸をしてくれてその後「はい。いきんで～」
と言われ・・・これで合っているのかもよく分からず言われるまましていました。

でも、まだだと思われたのかしばらく練習してから助産師さんがいなくなり
旦那さんと２人の時間になりました。
丁度、私が分娩室にいるころ両隣の分娩室にも妊婦さんがいて・・・
左側の人はもう少しで産まれそうなのかもの凄く大きな声でいきんでいて、
とっても痛そうで・・・
右側の人はホントに陣痛が痛いみたいで泣いていて・・・
そんなお二人の声とか聞いていたら私急に怖くなってしまって
涙が出てきてしまいました
それに気付いた旦那さんは私の左手を両手でギュッとして「大丈夫だよ」と
ずっと握っていてくれたお陰で少しだけ不安から解放されました。
それから暫くしてから助産師さんが来て本格的に産む準備に入りました。
張ってきたらいきんで～の繰り返しで・・・麻酔が効いているからか、
いきみがイマイチよく分からないからかうまくいきむ事が出来なくて・・・
助産師さんが助っ人を呼んでそのもう１人の助産師さんがいきんだ時に
私のお腹をグーで押し流しを何回かしてくれたのですが・・・
「頭が出てくるんだけどすぐ引っ込んでしまって・・・
もしかして臍の緒が引っかかっているのかも～？」と言われ
一瞬にして不安に襲われ
そして「お母さんも疲れちゃうし、赤ちゃんにも負担がかかってしまうから
ちょっとお手伝いの手段として吸引分娩って方法があるんだけど、
どう？それとももう少し頑張れそうかな？」と言われ・・・
吸引分娩は最終手段にとっておこうと思い「もう少しこのまま頑張ります」
と言い一進一退の状態のままでした。

暫くこの状態が続きやっと先生が登場しました。
切開したら出てくるかも～と言う事で承諾を求められ、
吸引しなくて済むのなら切開でもなんでもしてくれ～ぃと思い承諾しました。
それからどれくらい経ったのか良く覚えていないのですがみんなにもう少し
と励まされ、いきみがわからないまま必死にいきんでいました


いよいよ次回、誕生の瞬間とその後をご報告しま～す