わたしのあしあと - 2nd half -

私の人生の後半戦の記録です。突然降りかかった病気をキッカケに、与えられた私の残りの人生を楽しんで過ごしたい!

検査の結果と処置について

2017年08月07日 | 闘病家族

さて、あらゆる検査が行われて、入院10日目。

ようやく医師より説明が行われることが決まりました。

ネットでGISTについて調べたところだと、腫瘍の大きさによって手術の術式が決まります。
小さい場合は薬のみで済む、大きければ腫瘍部分を摘出。

最初から大きな塊が見つかっていたので、3週間の入院と宣告されて、当然そこには手術が含まれるのだろう・・・という予測はしていました。
ですが、それはこちらの勝手な想像で、医師からも看護師さんからも、治療方法は検査が終わるまでまったく説明がありませんでした。

そして、入院から10日間ほど経った日の午後。
担当医師2名、看護師、家族、そして同席したがらなかった本人が個室に入り、ディスプレイを見ながらの説明。

  • レントゲン各種から、8cm大の腫瘍が胃の上部にあること。
  • 胆嚢あたりに水がどっぷりとたまっていること。
  • 脾臓あたりにも腫瘍らしきものが見えること。

おもにこの3つの問題を指摘されました。

そして、胃カメラの画像を見ながら、実際の腫瘍部位のことと血液が通常の半分になっている原因を説明されました。
腫瘍部分の変形で、そこから血液が流れっぱなしになっているとのこと。
もう1年以上はこの状態だったと思われるそうです。

そして、肝心の診断結果と手術について。

当初はGISTだと思われたが、病理検査で一概にGISTと診断することができず、めずらしい組織だったため、胃がんの可能性も捨てきれない。
しかも腫瘍部分が食道近くにある。
そこで、

  • 胃は全摘出。
  • 胆嚢の水を取り除く。
  • 胆嚢摘出。
  • 場合によっては脾臓の摘出。

この4つの手術を翌週すぐに行うことが伝えられました。

私自身、これを聞いて、特に驚きもせず淡々としていました。
GISTは希少ガンと言われ、その中でも診断が難しい組織が見つかった。
その方が"選ばれし"人・・・ということな気がして、変わり者の父らしいなぁ・・・とむしろ納得してしまうほどでした。

つづく・・・


入院後は食事なし!点滴のみでエネルギー摂取。

2017年08月07日 | 闘病家族

レントゲンで腫瘍らしきものが見つかり、即入院してから10日ほど。
あらゆる検査がなされました。
その間、食事は摂れず。。。
点滴のみです。
まさか食事なしになるなんて考えてもいなかった。

だから、家族は
「あの日の朝は、、、たしか何も食べずに病院に行った気がする。
前日の夕食は・・・何だったっけなぁ???」
「最後にみんなで食事したのはいつだっけ?何食べたっけ?」
という会話も、父のいないところでは繰り返されました。

食いしん坊一家なので、食事の時間になっても父のところには何も配膳されない。
食いしん坊一家なのでさぞかしつらいだろう・・・と思っていたのですが、

「特に食べたいと思わないよ。」

と予想外のひとこと。
食べなければ食べないで慣れてしまうようです。
1日に必要なエネルギーは高カロリーの点滴から摂っていれば、それで慣れてしまう。
もしこのまま何も食べられずに一生点滴だったら、、、ということも、他の家族は考えました。

決してマネしてはいけないと思うのですが、食べなければ食べないで慣れてしまうものなのですね、、、人間って。
私が今入院して同じ状況になったら、アイスクリーム食べたい!!!とか思うだろうに(笑)

つづく・・・


タリーズ 20周年

2017年08月07日 | レストラン&カフェ

昨年スターバックスが日本出店から20年目を迎えました。
そして、今年、今日。
スターバックスを追うように銀座に開店したタリーズが20周年を迎えました。

 

今日はいくつかのプロモーションがありました。

  •   先着100名にInvitaiton Ticketを。
  •   カスタマイズシロップが無料に。
  •   今日だけアイスエスプレッソを提供。

 

わたし的にはスタバを利用することが多いのですが、、、
ブラックコーヒーはタリーズの方が好き。
朝ガツンとした1杯を飲みたい!と思った時には、某所のタリーズで30分ほどのんびりしながらコーヒーを味わって出社します。
このお店、朝の日差しがすごく心地いい・・・

タリーズさん、おめでとうございます♪
これからも独自路線でいろいろと商品を出していかれることを願っています。


GISTの余命

2017年08月05日 | 闘病家族

余命知りたいが「告知なし」4割…進行がん患者

こんな記事がありました。

進行がんの場合は告知がない、、、か・・・

 

父はGIST、希少がんだと所見で言われました。

ネットでGISTについて調べていて、当然余命を調べました。

GISTは摘出しても再発の率が高いとのこと。

その上での余命は、5年後の生存率50%という記載がありました。

でも、GISTに関しては日本での事例が少なく、この数字は曖昧なようです。

もしおおよそこのくらいだとして、5年後に50%。

ん~、半分の方が生きて、半分は亡くなる。

5年後・・・

私自身は実感がわかない数字でした。

 

ただ、ふらっと病院に行き、即入院、即輸血が決まったこと。

そしてそれをしないと倒れる可能性が大と言われたこと。

それらを考えると、やはり目の前には最悪の事態がありました。

 

だから、私たちは真っ先に相続のことを検討する体制に入りました。

たいした財産があるわけでないですが、残されたものをどうするか?

そして、万が一のことがあった際には、誰に連絡するか?

 

終活なんて遠い先・・・と考えていたけれども、やっぱり身近なものなのかもしれないと思い直しました。

 

つづく・・・

 

 

 


4年の月日。私は着実に前を向いています。

2017年08月04日 | 身体のうつ

8月4日。
4年前。
風邪を引いた。

それからの1年半、、、再起不能かと考えるまでの不調。
そして今も、、、disorder

夏風邪が長引いていただけ・・・
1週目、2週目あたりまではそう思ってた。
でも、3週目あたりになると、治らない、改善しない不安、いらだち。
毎週病院に行って、別の病院にも行って。

結局、私の脳内のdisorderが原因じゃないのかな・・・ということで、ケリをつけて。

正直、今もしんどい日はある。
治ってはいない。
きっと治らないんだろうな、ずっと。

社会復帰を決めた時、周りに左右されないように自分だけの世界を持つと決めた。
自分だけの世界では、痛みや苦しみは時が経てばどうにかなる!
その場はしんどくても、時間が解決するはず。
治す薬も術もないんだもの・・・

しんどくてしんどくて、会社も休みたいと思う日もある。
でも、1度休んでしまったら、負けたような気がする。
そのくらいの気持ちで立ち向かう決意をしたから。

4年経つと、とても密度の濃い時間を過ごしたと感じる。
きっとこれから先も同じように思うだろう。

また、あの時に誓った新たな人生、二度目の人生、その時その時を思い切り楽しいと思って過ごそう!ということを、特に8月4日に振り返るはず。

今、自分は楽しいか?
痛みはどう乗り越えているか?
だいじょうぶ、なんとかなるって・・・

もしその時に少しでもネガティブな気持ちだったら、方向転換させる!
前向きになるように、ネガティブの反対の気持ちを考えてみる。

何度も何度も挫折ばっかり・・・
でもこの4年、少なくともこの4年は、しっかり前を向いて進んでいたと言える。
目先のことしか考えてない日々だけども。。。

欲を言えば、次の1年では、もうちょっと自己研鑽に努めたいなぁ・・・