なぜスライムピアスをつけると「さびしがりや」になるのか?

自分の好きな音楽のレビューをメインにぼちぼち更新しています

2017年ありがとうございました。

2017年12月31日 23時51分19秒 | その他

さて、今年ももう終わります。

なんとですね、今年のアルバムレビューはわずか6回・・・・

去年2016年は27回もやってましたが、、、

5月終わりにZARDさんをやってから開店休業状態に。

まあやる気が出なかったので、ま、仕方ない。

 

今年は僕はNHKアニメ『THE REFLECTION』の音楽を担当した

トレヴァー・ホーンの元在籍していたイエスにどっぷりハマった年でした。

洋楽はイエスくらいしか聴かなかったですね。

邦楽はGARNET CROWに再ハマりしましたし。

 

まあ2017年はそこそこアルバムレビューできればいいかな、と。

もったいないし閉鎖する予定はないので、気が進めばやりますよ。

 

ということで来年には僕は36歳になります。もうオジサンです。

 

それでは本年もこのブログ、ツイッター、ともにありがとうございました。

 

2017年12月31日

 

 


ZARD 『君とのDistance』 - アルバムレビュー vol.126

2017年05月27日 10時54分54秒 | ZARD

2005年9月リリース

1.夏を待つセイル (帆) のように
2.サヨナラまでのディスタンス
3.かけがえのないもの
4.今日はゆっくり話そう
5.君とのふれあい
6.セパレート・ウェイズ
7.Last Good-bye
8.星のかがやきよ
9.月に願いを
10.あなたと共に生きてゆく
11.I can’t tell
12.good-night sweetheart
13.君と今日の事を一生忘れない


今年もこの日が来ました。そしてあれから10年も経ってしまいました。
年月が経つのは早いものです、僕はあの時25歳だったから。

ZARD坂井泉水さんが亡くなった2007年5月27日はショックで
よく覚えていません。ただただ現実感がなかった。5月という月はhide
や清志郎さんも亡くなった月なのでなんというか寂しい月ですね。

今年レビューするのはZARD最後のオリジナルアルバムとなった
『君とのDistance』です。おそらく坂井さんがご健在であれば当然
これが最後の作品になるわけはなかったはずですが、悲しくも結果的に
遺作になりました。
 



1.夏を待つセイル(帆)のように
アルバム1曲目を飾るのは後期ZARDの名曲中の名曲であるこの曲。
劇場版「名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)」の主題歌としても
有名で劇中で活躍する小五郎のファンだという坂井さんのメッセージ映像も
記憶に新しい。壮大なイントロから優しい坂井さんの歌声が癒されるバラード。
作曲は大野愛果で後期のZARDには欠かせないメロディメーカーだ。

2.サヨナラまでのディスタンス
案外ハードテイストなロックナンバー。初期の雰囲気も少し匂わせる。
メロディはベタな90年代ぽさがあったりと、全体的に懐かしい気持ちになる。

3.かけがえのないもの
後期ZARDの名曲中の名曲(2回目)、パワーバラードで坂井さんのサビでの
歌唱はまさに「熱唱」といった感じで「GOOD DAY」に近い感じを受ける。
ギターソロはB'zのツアーサポメンの大賀氏のせいか松本さんのソロみたい
な雰囲気を感じてしまった。

4.今日はゆっくり話そう
僕は「月桂冠」のCMで流れている印象が強すぎて最初はそこまで好きには
なれなかったが(酒嫌いだし)アルバムに収まると素直な気持ちで聴ける。
素晴らしいコーラスを担当したのは大田紳一郎、大野愛果、上木彩矢。
このころのシングルは売り上げは思わしくなかった。曲はとてもいいのに。

5.君とのふれあい
シンプルな演奏をバックに切々と歌い上げる穏やかなバラード。こういう
坂井さんの声が堪能できる曲はアルバムに入っていると名盤度が増す気がする。

6.セパレート・ウェイズ
思わずジャーニーのカバーか?などと反応してしまうのは洋楽ファンです。
ミディアムテンポな曲で地味だが、トランペットのソロが入るというのが珍しい。 

7.Last Good-bye
なんとここでFIELD OF VIEWに(このアルバムリリースから)10年前に提供した
ヒット曲をセルフカバーしたものを収録。wikiによると秋のリリースに合わせたかった
ようでなかなかセルフカバーしなかったという。

8.星のかがやきよ(両A面シングル。もう1曲は「夏を待つセイル(帆)のように」)
アニメ「名探偵コナン」のオープニング曲として使われた。僕はここまでアグレッシブで
BPMの早いZARDの曲は珍しいな、と思いかなりヘビロテしていた思い出がある。
シングル両A面としてリリースされたがまさに両方A面がふさわしい出来だと思う。
2番のサビ前の「低空飛行やめ エンジン全開で」という歌詞のところが大好きです。
後期ZARDの代表曲2曲だと思う。

9.月に願いを
ZARDとしては珍しくメジャー拍子でなくおそらく3拍子のリズムの曲でしかも
ワルツ風なテイストのアレンジがなされているのも面白い。(カノンぽさもあるか)
上品な雰囲気がとても良い。

10.あなたと共に生きてゆく
まさかのテレサ・テンさんのカバー曲。というか作詞は坂井さんで作曲は織田
哲郎のゴールデンコンビだ。だから正確にはセルフカバーになる。原曲のテレサさん
をイメージしてか二胡(中国の弦楽器)の演奏もよい味わいを出している。ラストサビ
の熱唱ぶりは凄みがある。

11.I can’t tell
なんとなくシングルのカップリングになりそうな感じのロックテイストな曲。作曲は
栗林誠一郎。切なさと激しさを感じる90年代のZARDぽさがある。 

12.good-night sweetheart
ビーイングおなじみの分厚いコーラスが印象に残る1曲。アップテンポで明るい
雰囲気がとても良い。坂井さんの楽しそうなレコーディング風景が想像できて
逆に泣けてきてしまう。

13.君と今日の事を一生忘れない
タイトルからしてもうグッときてしまう壮大なバラード。前曲同様にコーラスが
かなりすごいことになっている、しかし坂井さんの歌声もそれに負けじと頑張って
いるのが伝わってくる。歌詞からするにメガティブな感じも受けるものの
「少女のようにときめいている 宇宙の歌が聞こえる」という部分が希望を感じさせ
てくれる。サビ部にギターソロが入っていたりと曲構成も捻ってある。

 



ZARDの最後のオリジナルアルバムは名盤。基本バラードやゆったりめの曲が
多いが曲のクオリティは高くて捨て曲もない。後期ZARDを作曲面で支えた大野
愛果の貢献度は高い。90年代のZARDとはまた違う2000年代のZARDを作り
上げたスタッフの仕事は本当にお見事。

坂井さん本人も2000年代に入ってからは体調面で苦労したのだろうし、チャート
的にもピークを過ぎて下降していき、ZARDの名前も薄らいだような感覚も持った。
しかしこの最後のアルバムや前作『止まっていた時計が今動き出した』の素晴らしさ
は数字だけでは語れない熱量や勢いを感じる。だからこそ次のアルバムはまだかな
~と待っていたファンもスタッフや坂井さん本人も無念で仕方がなかった。

ジャケットでは珍しく遠目の坂井さんが写っているが、背景の色のせいで暖かみを
感じることができる。アップの坂井さんももちろん素敵だが、これもまた良い。

「星のかがやきよ」で聴くことのできるかなりアップテンポなZARDが好きだし。
「夏を待つセイル(帆)のように」での優しいZARDも素晴らしい。
ただ「かけがえのないもの」「あなたと共に生きてゆく」などで聴くことのできる
熱唱する坂井さん(の歌声)になにかこう鬼気迫るものを感じるのは気のせいか。

亡くなられて今日で10年、それでもZARDの数々の楽曲は無くなることはなく
聴き続けていくのだと思う。素晴らしい作品を残してくれた坂井さんに感謝です。 

 


Journey 『Escape』 - アルバムレビュー vol.125

2017年05月15日 02時13分22秒 | さ~そ

1981年8月リリース

1.Don't Stop Believin'
2.Stone in Love
3.Who's Crying Now
4.Keep on Runnin'
5.Still They Ride
6.Escape
7.Lay It Down
8.Dead or Alive
9.Mother, Father
10.Open Arms


久々の洋楽作品のレビューとなる今回は1970年代のデビュー以来
今現在も活動を続けているアメリカのロックバンド・ジャーニーの大ヒット
作である『Escape/エスケイプ』です。

ジャーニーといえば1980年代の活躍がなにより有名で彼らの長い歴史
の中でもメンバーの入れ替わりが激しいが、中でも希代のボーカリスト
スティーブ・ペリーが在籍していた時期は絶頂期でレコードセールスも
ずば抜けていた。彼の存在がデビュー後、ブレイクしきれないバンドを
一気にスターダムに押し上げた。そんな傑作をレビューしました。
 



1.Don't Stop Believin'
美しいピアノのイントロから、ペリーのハスキーなボーカルが入る1曲目。
ニール・ショーンの控えめながら力強いギターリフも光るこの曲は彼らの
代表曲の一つ。全米9位を記録。とにかくハードとポップの絶妙なミックス
が素晴らしい。

2.Stone in Love
ミディアムテンポなロックナンバー。ロスの図太いベースフレーズが曲の
屋台骨を担う。ニールのギターソロも酔いしれるかのようだ。純粋にかっこいい
と思える1曲だ。

3.Who's Crying Now
AOR的な雰囲気がたまらないしっとりとしたバラードでアルバムに先がけて
シングルリリースされて全米4位まで上昇した大ヒット曲である。
ジョナサン・ケインの奏でるピアノも聴き所だが、なんといってもペリーの
抜けたボーカルと終盤のギターソロが泣き所。

4.Keep on Runnin'
スティーブのドラムとギターの切れ味鋭いカッティングがクールなロックナンバー。
それにしてもペリーの高音ボーカルは聴いていて気持ちが良すぎる。バンドの
一体感も、十二分に感じることができる。

5.Still They Ride
ペリーの情緒的なボーカルから入るピアノ主体のバラード。ペリーの独壇場。
とにかく素晴らしすぎる。

6.Escape
アルバムタイトル曲。でありながら10曲中では地味な印象な1曲。ボーカルより
も演奏がメインの印象を受けるためか初期プログレハード時代のジャーニーを
彷彿とさせる。

7.Lay It Down
アルバム中で一番転調が激しく、ペリーのボーカルも変化自在ぶりを発揮して
いる。ニールのギターもそうとう暴れているように思うが、メロディがきれいなお
かげで暑苦しく感じないのがすごい。

8.Dead or Alive
ピアノの連弾と小刻みなギターリフでかなりハイスピードナンバーだ。ペリーはと
いうとまったく演奏に負けないボーカルが凄い。(歌詞の数は少ないが)

9.Mother, Father
初期の様な少し仰々しいSF的なサウンドにペリーの熱唱が光るパワーバラード。
サビでの力強いペリーの歌声は見事というほかない。

10.Open Arms
ジャーニーといえば少なくとも日本では一番有名な曲がこれだろう。80年代を
リアルタイムで知らない僕なんかの世代はマライア・キャリーの素晴らしいカバー
バージョンを聴いて最初に知った人も多いだろう。僕の下の世代は2004年の
映画「海猿」の主題歌として使われて知った人が多いかな。とにかく80年代の
名曲中の名曲といっても良いかもしれない。ペリーのボーカルもまさにベスト
パフォーマンスだろうか。惜しくも全米2位が最高位(ジャーニーのシングル曲
最高位がこれ)


僕が生まれる一年前の1981年にリリースされたこの『Escape』はバンド史上初
かつ唯一の全米1位を勝ち取った記念碑的アルバムである。売り上げも1000万枚
を超えるモンスターヒットになり、一躍ジャーニーは時の人ならぬ時のバンドとなる。

やはり今回しっかりと聴きなおしてみたが、スティーブ・ペリーのボーカルの圧倒的
ポテンシャルと表現力の凄まじさを感じた。僕がただ単にスティーブ・ペリーが大好き
なこともあるが(相当褒めまくってる)「”歌う”というのはこういうことだ」みたいな
ものをひしひし感じた。

バンドもこの後に83年に『Frontiers』、86年に『Raised on Radio』をリリースし
いずれも大ヒットを記録した。そのツアー直後にペリーが脱退したが96年にも
『Trial by Fire』で復帰しこれも大ヒット。と全盛期を迎えた。

そしてペリーは完全に脱退してしまい、何人かボーカルが替わったがやはり彼が
歴代最強だろう。

そんなジャーニー。今年2月には来日公演も行っており健在ぶりを見せつけた。
いつまで彼らの<Journey=旅>は続いていくのだろうか。


hide 『Ja,Zoo』 - アルバムレビュー vol.124

2017年05月02日 23時53分49秒 | は~ほ

1998年11月リリース

1.SPREAD BEAVER
2.ROCKET DIVE
3.LEATHER FACE
4.PINK SPIDER
5.DOUBT '97(MIXED LEMONed JELLY MIX)
6.FISH SCRATCH FEVER
7.ever free
8.BREEDING
9.HURRY GO ROUND
10.PINK CLOUD ASSEMBLY


19年前の5月2日にhideが亡くなった。
あれからかなり経ったけどhideがいないということは悲しいことであり
音楽界の多大な損失だと思う。そんな彼が残した最後のオリジナル
アルバム『Ja,Zoo』(読み:ヤ・ズー)を今回レビューしようと思います。


1.SPREAD BEAVER
SEから始まる1曲目。かなりヘヴィな演奏で幕を開ける。ロックギタリストhide
の本気をひしひしと感じさせワクワクしてしまう。

2.ROCKET DIVE
ご存知今やhideのソロ楽曲では一番の知名度であろう大ヒットシングル。
ヘヴィな音作りの反面、メロディはとても親しみやすくサビで一気に気持ちが
開放されるような爽快さに満ちている。僕も当時、「Xより売れるんじゃ?」とか
思ったくらい。

3.LEATHER FACE
hide特有のクセのある歌い方で攻めるヘヴィロックチューン。
もうかっこいいのなんのって。

4.PINK SPIDER
死去後に発売されたシングルでソロ、X JAPANを含めて最大のヒットシングル
になった曲(ミリオンヒット)相変わらずヘヴィなのだが要所要所のメロディが
耳なじみがよくhideが優れた作曲家という面も見せてくれる。間奏でしゃべってる
女性の声はhideの声を変えたものらしい。皮肉ながらシングルとしては初の
オリコン1位を記録した。

5.DOUBT '97(MIXED LEMONed JELLY MIX)
このアルバム中で一番の激しさを備えたハードロックナンバー。
サビでのシャウトは鳥肌モノだ。冒頭や曲間にhideのしゃべりが入っている。

6.FISH SCRATCH FEVER
X JAPANっぽさがどことなく感じ取れる1曲。80年代のHM/HRを意識して
作られた風なベタな雰囲気がどこか新鮮だ。

7.ever free
「ピンクスパイダー」の2週間後に発売されたシングル曲。この曲も1位を記録。
前2曲のシングルよりもポップで非常に突き抜けた明るさが特徴で僕も特に
好きな曲だったりする。

8.BREEDING
重厚なベースラインから始まるヘヴィチューン。

9.HURRY GO ROUND
アコギの軽快な音色からはじまる、ポップチューンなシングル曲。事実上のhide
の最後の楽曲である。歌詞を読むと輪廻転生をテーマにしている節があるのも
興味深いところ。hideの歌声が優しく聴こえるのも素晴らしい。
「また春に会いましょう」という歌詞は読むだけで泣けてしまう。大好きな曲である。

10.PINK CLOUD ASSEMBLY
「ピンクスパイダー」の続編らしき楽曲だが、最初の数分で終わり20分近く無音
やSEがたまに聴こえるくらい。これはCDの総再生時間を「5月2日を忘れないで
ほしい」という意図のもと58分28分にしようとしたためのようだ。収録曲10曲も
平成10年(1997年)からということらしい。語りが入っているがhideの弟さんだ。

 


 

hideのたった3枚のオリジナルアルバムのうちの最後の1作である。
このアルバム収録の4曲のシングルはシングル発売時の名義は
hide with Spread Beaverとなっているがこのアルバムではあくまでも
hide名義となっている。

彼の死によって皮肉にも注目されて売り上げを伸ばしたアルバムは
ミリオンヒットとなった。年間チャートにも98年、99年と両方に登場した。

アルバム全編通してハードロック、ヘヴィロック色が強く。聴く人を選ぶアルバム
ではあるもののhideに興味があるのならぜひとも聴いてほしい作品です。

来年2018年は彼が亡くなってついに20年になります。
しかしhideが残した曲たちは輝きを失うことなく聴く人の耳に心に残るでしょう。
こんなかっこいいアルバムを作ってくれたhideにありがとう、と言いたい。 

 


Music review Questions

2017年04月23日 21時42分01秒 | 音楽ネタ

宇宙ネコ(@sibuyandam)さんの企画に乗りました。
ここのところブログ放置していたのでよい機会になりました(笑) 


 

 

Music review Questions

 

・なぜ音楽レビューをブログに書いたり、またはツイッターに呟くようになりましたか?

→ホームページは15年くらいまえから作ってたりしたけど更新がめんどくなり
ブログサービスを使えばラクかな、と思って始めたんだけどネタがなかったから
普段聴いてるCDの感想でも書くか~くらいの気持ちだった。 

 

・現在レビューの対象にしている音楽のジャンルは何ですか?

→基本J-POP(80年代~現在くらい)と洋楽(70年代~現在くらい)
洋楽はロックが中心かな。 HR/HM、プログレ、UKロック、さまざま

 

・レビューを書く上で気をつけていることは?

→あまり個人的なことは書かないように気をつけてるけど、だいたい書いてるな(笑)
まあ気まぐれでマイペースでやってるから特に「気をつける」ようなことは考えてないです。
 

・批判的に書くことはありますか? 書く場合はどんな感じにしていますか?

→レビューしている作品を愛してやまない人もいるだろうから、直接的な表現は
していないつもり。あくまで「僕個人的には○○です」と書くことが多いです。
読み手が不快になるのは嫌ですから。基本アルバム全曲レビューを今はしている
ので好きでない曲とかの場合はむしろあまり触れないとか(笑) 

 

・影響を受けた音楽レビューブログはありますか?
(Amazonなどのレビュアーさん、ツイッターのユーザーでも構いません)

→影響というか「歌姫バカ一代」はよく読ませていただきました(今でもですが)

 

・今までレビューを書いた中で一番気合いを入れて書いたアルバム、
楽曲を教えてください。

→やはり洋楽で一番好きなBON JOVIの『THESE DAYS』のレビューです。
思い入れのある好きな作品は気合入ります。 

 

・あなたにとって音楽レビューとは?

→気が向いた時に「久々にやるか~」となる趣味。息抜きのひとつでもあるかな。
とりあえず考えて書いている時は楽しい。
コメントとかいただけるとは思ってないのでもらえた時は嬉しいですね。


 

以上です。これからも超マイペース(超スローなね)でやっていこうと思います。


TM NETWORK 『Major Turn-Round』 - アルバムレビュー vol.123

2017年03月21日 23時25分43秒 | TM NETWORK

2000年12月リリース

1.WORLDPROOF
2.IGNITION, SEQUENCE, START
3.MAJOR TURN-ROUND
4.PALE SHELTER
5.WE ARE STARTING OVER
6.MESSAGE
7.CUBE

 

来月に「Get Wild」ばかり30曲以上を収録したとんでもない
アルバムをリリースするTM NETWORK。彼らの2000年リリース
の9枚目オリジナルアルバムである『Major Turn-Round』
レビューします。

この作品、なぜかメジャーレーベルからでなくインディーズレーベル
からのリリースであまり一般にはあまり知られていません。
しかしこのアルバムは小室哲哉の趣味全開のトンデモ作品となって
いるのです(笑)

 


 

1.WORLDPROOF
30秒弱のインスト。といっても演奏されているわけではなく水の音が
するだけ。マイクを海に沈めて録音されたというもの。なんとなくだが
意味ありげだ。 

2.IGNITION, SEQUENCE, START
エンジン音のようなSEが流れて、アナログシンセとギターで演奏が
始まるが、もう雰囲気はおもいっきりプログレである。ハモンドオルガン
がムーグの音が新鮮だ。一般的なTM NETWORKのイメージとは
180度違うハードロックを聴かせてくれる。ウツさんのボーカルも
心なしか荒々しさを感じてめちゃくちゃカッコイイ!

3.MAJOR TURN-ROUND
 1-FIRST IMPRESSION
 2-SECOND IMPRESSION
 3-THIRD IMPRESSION
30分を軽く超える長~い1曲。この曲も全編プログレで攻めまくり。
小室さんの根底にあるプログレ好きな一面をこれでもか、と知らしめ
る大曲ぷり。とにかくアナログシンセの音色と生ドラム、ディストーション
が強く効いたギターが暴れたり、時には静かに奏でる。
聴ききるのはなかなか時間がかかるのが難点か。 

4.PALE SHELTER
アコギとエレキの両方のギターがうまく絡み合うメロディが素晴らしい。
作曲はキネバラで有名な木根さん。この曲はバラードではないのだろう
が小室さんとは雰囲気の違う曲がまた良い味を出している。コーラスも
美しい。

5.WE ARE STARTING OVER
シングル曲だが、このアルバムバージョンではさらに暖かみを増すアレ
ンジが施されているTHE・キネバラという感じの泣きの1曲。小室さんは
この曲を ”もっともTMらしい曲” と評している。ちなみにシングルA面に木根
曲が使われるのは初めてで唯一である。
「さあもう一度出会いなおそうはじめから」という最後の歌詞はグッとくる。 

6.MESSAGE
この曲もシングル曲だが、アルバムバージョンは少し毛色が違う。
僕は最初にこのアルバムバージョンから入ったせいでこちらが好きだが。
バラード寄りの曲で、雰囲気はキネバラだが小室さん作曲。
ちなみにシングルバージョンは曲タイトル表記が「MESSaGE」となる。

7.CUBE
ピアノ主体の静か~なバラード。このアルバム内の曲の中ではプログレ
色は薄いものの間奏などではオルガンが印象的に演奏されており、
アルバムから浮いてはいない。キネバラの真骨頂というべき名曲。

 


 

全7曲(実質1曲目は曲じゃないので全6曲)という少なさだが、3曲目が
異常に長いというのもあるが昔のプログレのアルバムというのはだいたいが
5曲~8曲の作品ばかりだ。当時まさかTMがプログレをやるとは思わなか
ったのでかなり驚いた。

小室さんの音楽の根底にはプログレ好きというのがあったようでこの
アルバムでは先生の好き放題やっています。完全に大衆性を廃して趣味に
走ったのは評価に値するね(笑)

ウツさんのボーカルもかなりキレがあり、セクシーさと荒々しさがよく現れて
いて聴いていて気持ちよかった。そして最大の功労者は作詞の小室みつ子
さん、全曲の作詞を担当し、プログレという難しいジャンルでも上手く詞を
当てはめていているのがお見事だと思う。

2000年という時代に60年~70年代に全盛を極めたプログレをTM風に
表現したのはなかなかなチャレンジだと思う。またTM NETWORKとして
こういう面白い作品も出してくれるといいな。

「Get Wild」「Love Train」などの曲しか聴いたことのないリスナーにも
敢えて聴いてみてほしい作品であります。 

 


小松未歩 『謎』 - アルバムレビュー vol.122

2017年03月12日 15時42分29秒 | か~こ

 

1997年12月リリース

1.Dream'in Love
2.おとぎ話
3.謎
4.傷あとをたどれば
5.輝ける星
6.alive
7.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
8.青い空に出逢えた
9.この街で君と暮らしたい
10.君がいない夏
11.MY SOUL

 

100作品以上をレビューしてきたけれどまだこの人の作品を取り上げた
ことはなかったんですね。小松未歩。デビュー曲「名探偵コナン」の主題歌
「謎」がヒットして以降10年間良質の音楽を残してくれました。

そんな彼女の珠玉の1stアルバム『謎』をレビューいたします。

 


 

1.Dream'in Love
軽快なバンドサウンドで始まる1曲目。彼女の淡々としたように聴こえて
実は暖かみ全開な歌声は唯一無二のものだと思う。サビで一気に弾ける
ようにメロディが展開するのがとても良い。ポップスとはこういう曲の事だ。

2.おとぎ話
サビからいきなり始まる、前曲の勢いそのままにロックサウンドが少し
増した1曲。音と小松さんの歌声がうまくマッチングしていて気持ちよい。 

3.謎
これぞコナン定番曲!アニメ「名探偵コナン」の世界観を見事表現している
歌詞も相まって彼女の代表曲になった。デビューシングルながらいきなり
オリコン9位を記録するなどロングヒットした。おそらくアニメコナンを全国区
の人気に押し上げたのもこの曲のおかげではないか。
彼女の歌唱の淡々さがミステリアスさを呼んでいるのも素晴らしい。 

4.傷あとをたどれば
次曲のカップリング曲。彼女のメロディセンスが発揮された切ない1曲。
サビでのファルセットでの歌唱部は鳥肌が立つ。シングル表題曲より
か個人的には気に入っている。隠れた名曲だと思う。ちなみにこの曲
と次曲はイントロでアナログレコードのノイズのようなSEが使われている。

5.輝ける星
アニメ「忍ペンまん丸」のED曲(若い人は知らないだろうなぁ)としてリリース
された2ndシングル。派手さはないが彼女の紡ぎだすメロディと歌声で
ホッとさせてくれる良曲。ギターソロではトーキングモジュレータが使用されている。

6.alive
ピアノの音がメインになっていてアコースティックな1曲。4に雰囲気が似た
胸を締め付けられそうになるメロディがたまらない。

7.錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
WANDSに提供した(第3期の初シングル曲)曲のセルフカバーバージョン。
WANDS版の激しいロックバラードとは違い静かなアレンジだが、こちらも本当に
素晴らしい。特に間奏のピアノ(シンセかな?)が名演。

8.青い空に出逢えた
辻尾有紗に提供した(彼女の唯一の作品)曲のセルフカバーバージョン。
こちらも静かでシンプルなアレンジが施されていてバラードとしてさらに昇華
させているイメージだ。一転ギターソロが激しくてメリハリも利いていて◎ 

9.この街で君と暮らしたい
FIELD OF VIEWに提供した曲のセルフカバーバージョン。原曲に近いアレンジ
でバンドサウンドを全面に出しているのが良い感じだ。しかし僕はFOV版の方が
好きだ。浅岡さんの声で聴いてからの小松さんの声だからか爽やかさはFOVの方が
上だろう。 

10.君がいない夏
DEENに提供した曲(ちなみに原曲はコナンEDタイアップ)のセルフカバーバ
ージョン。ほんとに楽器隊も最小限に抑えたシンプルなアレンジでAOR風な
仕上がりになっている。 間奏でのサックスソロが意表を突かれるがこのアレンジ
には似合っている。後半の長いギターソロも名演だ。

11.MY SOUL
4曲セルフカバーが続き最後の曲はオリジナル曲。しっとりとしたバラードで
、このアルバムを象徴している小松未歩のメロディセンスの秀逸さが堪能できる。
なんとなくアルバムの余韻に浸れるのがたまらない。

 


 

この『謎』を一言で表現するのならば【ザ・ポップス】という感じだろうか。
派手さは決してないのだが良質なメロディと彼女の優しい歌声、サポート
ミュージシャンの名演が上手く絡み合った名盤だろう。

小松未歩としては次作の2nd『未来』がセールス的にも内容も最高だとは
思うが僕はこの1stアルバムが一番思い入れもあり大好きだ。

アルバム後半にはセルフカバーが4曲連続で収録されているが、これらも
文句の付けようのないアレンジと演奏。小松未歩の自己紹介的な側面も
見え隠れする。 

オリコン最高5位を記録し、40万枚弱のヒットを記録した。

僕個人としては90年代邦楽アルバムの中でも10作品のうちに入る素晴らしい
アルバムだと信じて疑わない。

彼女自身が2006年以降まったく活動をしている
様子がないので事実上の引退状態ということを考えると、
記念すべき1作目の素晴らしさをここの残したいと思いレビューしました。 

 


レミオロメン『HORIZON』 - アルバムレビュー vo.121

2017年03月05日 08時04分31秒 | レミオロメン

2006年5月リリース

1.スタンドバイミー
2.1-2 Love Forever
3.プログラム
4.蒼の世界
5.シフト
6.傘クラゲ
7.太陽の下
8.MONSTER
9.明日に架かる橋
10.紙ふぶき
11.粉雪
12.流星


2017年もすでに2ヶ月が終わり、3月に突入ということで今年1回目
アルバムレビューです。(ついでにgooブログに出戻りいたしました)
僕は山梨生まれ山梨育ちなので同じ山梨出身のレミオロメンの
大ヒットアルバム『HORIZON』を取り上げました。

このブログの初期の初期(2013年3月9日)にアルバム『ether』とシングル
「3月9日」をレビュー
しましたがそれ以来のレミオの登場です。

 



1.スタンドバイミー
アルバム1曲目らしいバンドサウンドが心地よい。PVは3万人ライブも
行われた日本航空高校の滑走路で撮影されている。初期レミオでは
あまりなかったサビでの藤巻くんのファルセットも聴き所。

2.1-2 Love Forever
↑タイトルが一瞬わかりにくい(笑)あとアレンジが少しくどい。小林武史
はちょっとやりすぎだと思うが、どうか。サビの畳み掛ける感じが良い。

3.プログラム
ちょっぴりダークな初期のレミオを彷彿とさせるロックナンバー。

4.蒼の世界
シングル曲。ギターの音色が素直で聴きやすい軽快なポップナンバー。
夏っぽい雰囲気で爽やかなので僕もかなり好きな曲のひとつ。

5.シフト
激しいギターリフで攻めるハードナンバー。なんとなくだがポルノグラフィティ
ぽさを感じるんだがみなさんどうだろうか?あとファルセットをサビで多用
しすぎじゃないかな、とも思う。

6.傘クラゲ
しっとりとしたバラード曲。歪みの効いたギターの音が印象的だが。
バンドとしての音で聴きたいからアレンジがしつこいと感じる。

7.太陽の下
映画「子ぎつねヘレン」の主題歌となったシングル曲。サビメロが美しく
耳に残りやすい、いかにも映画の曲っぽい雰囲気がある。

8.MONSTER
全編通して気だるいメロディで聴かせるロック。

9.明日に架かる橋
CMで使われた底抜けに明るいポップチューン。冒頭の歌詞の軽さがどうも
好きになれない(笑)ストリングスいるかこの曲。コバタケ好き放題やりすぎ。

10.紙ふぶき
『レミオベスト』にも収録された人気曲。

11.粉雪
レミオロメンの名を全国に知らしめた大ヒット曲。ドラマ「1リットルの涙」の
主題歌としても有名。粉雪という言葉のイメージから繊細さや儚さを思わせ
るがサビで「こなぁ~ゆきぃ~~」と力強く歌い上げるのが凄い。サビ以外
ではけっこう淡々に歌ってるから余計にサビが引き立つ気がする。

12.流星
前作『ether』の流れを汲むような雰囲気がある曲。やはりアレンジがくどい。

 


 

レミオロメン最大のヒット曲「粉雪」を収録し「太陽の下」「蒼の世界」他
アルバム曲にもタイアップがつきリリースされたこのアルバムはバンド初の
オリコン1位を獲得する。

ただ内容はというとやや大味の印象。というかあくまで個人的意見だが
小林武史のオーバーアレンジが好きになれない、彼らは(ミスチルもそうだが)
あくまでロックバンドでありここまで装飾されてしまうと凡庸なJ-POPにしか
聴こえなくなる。もっとバンドを意識した薄めのアレンジにしてほしかった。

シングル曲はどれもかなり強力な印象でアレンジもそこまで嫌味に感じなかった。
『ether』が大好きな僕にとっては少し物足りないかな、、


レミオロメンの再活動もいつかは実現してほしいと思います。


2016年ありがとうございました。

2016年12月31日 20時00分21秒 | その他
さてそろそろ2016年も終わりですね。

早いものです。時が経つというのは。

2013年にブログを始めた時には僕はまだ30歳ですよ30歳!

そして今これを書いている段階で34歳。来年3月には35歳だ。

そうなればもう四捨五入しても40歳になるときたもんだ・・・・・



と、まあそんなおっさんの年齢ネタはどうでもよくて、

今年はこのブログのアルバムレビューは27回更新しております。

2015年は21回。2014年は17回。から比べると多く更新できたな、と。

我ながら少し満足でした。(9月以降も普通にやってれば30回以上はできたかな)


みなさまには駄文を読ませてしまって大変申し訳ないのですが、

2017年も相変わらずの超マイペースを貫き、このブログをやっていこうと思います。





それでは今年も本当にありがとうございました。


2016年12月31日

NICO Touches the Walls『愛も勇気もないなんて』 - アルバムレビュー vol.120

2016年12月31日 17時03分10秒 | NICO Touches the Walls
120

2016年3月リリース

1. フィロローグ
2. 天地ガエシ (Album Mix)
3. まっすぐなうた (Album Mix)
4. エーキューライセンス
5. ブギウギルティ
6. ローハイド (Album Mix)
7. ウソツキ
8. TOKYO Dreamer (Album Mix)
9. 渦と渦 (Album Mix)
10. ニワカ雨ニモ負ケズ (Album Mix)
11. 勇気も愛もないなんて

赤字はお気に入り曲
太字はシングル曲


【概要】

ニコタッチはアルバムレビューに2回目の登場で、今回は現時点(2016年12月)での
最新作である『愛も勇気もないなんて』をレビューしてみました。
前作『Shout to the Walls!』以来3年ぶりのオリジナルアルバムとなるが、この間に
ベストアルバム、アコースティックアルバムを挟んでいるため彼らの作品が久々だな、
という感覚はあまりない。


【全曲レビュー】

1. フィロローグ
いきなりメンバーのファルセットによるコーラスから始まる一風変わった雰囲気を
持つ1曲目。光村くんのボーカルは相変わらずかっこいいの一言。アルバム1曲目
でこういうタイプの曲を持ってくるのは意外(もっと疾走感ありまくりなロックだと思
ってた)
 
2. 天地ガエシ
2014年のシングル曲。アニメ「ハイキュー!」のED曲として使用された。派手さは
あまりないもののメロの良さとメンバーが楽しそうに演奏しているのが目に浮かぶ。
 
3. まっすぐなうた
2015年のシングル曲。激しいギターリフと疾走感たっぷりな彼ららしさがよく出て
いるので聴いていて安心する。
 
4. エーキューライセンス
シングル曲収録が多いこのアルバムだが、シングル曲たちにも負けていない軽快
なポップロックナンバーだ。曲構成も素直でシンプルだからか聴きやすい。光村
くんの変幻自在のボーカルも聴きどころだ。
 
5. ブギウギルティ
一貫して楽しい雰囲気で始まり、終わる、ダンサブルナンバー。 

6. ローハイド
イントロのタッピングリフがクールな少しダウナーなロックナンバーでシングル曲。
サビでの畳みかけるボーカルも素晴らしい。古村くんの荒々しいギターソロも
忘れちゃいけない。 

7. ウソツキ
全編アコースティックギターのみの演奏で進行する切ない雰囲気のバラード。
この曲での光村くんの悲しげな歌声が染み入る。彼らの器用さを感じさせてくれる
1曲だと思う。
 
8. TOKYO Dreamer
2014年のシングル曲。サビまでは非常に淡々とした演奏とボーカルだが、サビで
少しブレイクして盛り上がる構成が上手いなぁと思った。光村くんが10代のころに
作った曲らしい。個人的に何度も聴いていくうちにかなり好きになった曲だ。 

9. 渦と渦
2015年のシングル曲。「アルスラーン戦記」というアニメのタイアップ付き。
いかにもニコタッチらしい熱のこもったロックンロールという感じの1曲。アルバム
中では一番ロックバンドぽさを感じ取れるかっこよさだ。 

10. ニワカ雨ニモ負ケズ
2013年のシングル曲。アニメ「NARUTO」のOP曲という強力タイアップだった。
アルバム中一番古い楽曲だが、アルバムmixで収録された。イントロのギターメロ
が中毒性ありでクセになる。NARUTO好きの僕は「Diver」同様にお気に入りに
なっている。
 
11. 勇気も愛もないなんて
電話のコール音から入るアルバムラストナンバーでありアルバムタイトル曲。
ミディアムテンポで展開しハンドクラップなどSEも入り、バラードともロックとも
いえないが彼らの魅力を感じることができる良曲だ。


【アルバムの感想】

若手(20代)と思っていたニコタッチさんたちもみんな30代に突入してからの初の
オリジナルアルバム
となったこの作品。全11曲中シングル曲が6曲収録とベスト
盤みたいな構成になっていて「う~ん」となりそうだったが実際に聴いてみると
アルバム曲の出来も良く、シングル曲も上手くアルバムに収まっているな、と感じた。

2008年にメジャーデビューして以降で一番大人な余裕を感じさせる内容だった。
各メンバーの演奏能力も高く、聴いていて安心感がある。やはり光村くんのボーカル
パワーは素晴らしい、なかなか今のメジャーシーンでこういう男らしさのあるボーカリスト
はいない。


チャート的にも初登場5位と、一般リスナーにも浸透してきた感があるので1曲
スマッシュヒットと呼べる楽曲が生まれればもっといいな、と思っています。

前述の通り、収録シングル曲が多いのでニコタッチに興味がある人やベスト盤
のみ聴いたという場合には次はこのアルバムを聴くのが良いと思います。 



 
ニワカ雨ニモ負ケズ


TOKYO Dreamer