窓辺でランチ

いち主婦の日記です

なぜ手続きしなかったんだろう・・・

2016-02-23 12:15:38 | 日記
山形の県立高校で保健体育を教えていた女性が、実は教員免許を持っていなかったことが発覚したのだそう。
女性は現在55歳なのだけど、「教員」として教鞭を執ったのはなんと約32年間Σ(゜Д゜)
ただ、まったくの素人が教員として偽ってきたわけではなく、もともと大学にて教職課程は修了していたのだそう。
ところが体調不良で休んでしまったため、免許の申請手続きをせず、以降、そのまま免許なしで教員をつとめてきたというわけ(汗)
ちなみに採用時には免許の写しを提出していなかったのだけど、20087年に免許更新制度が開始。
それにともない、勤務先の学校の校長が10回にわたって免許の写しの提出を求めたのだけど、「実家にあるかもしれない」などとのらりくらりと言い逃れしていたのだそう。
ただ、それで逃れていられるのにも限度があり、ついに更新期限を迎えるにあたって校長が再三督促したところ、ようやく免許不所持を認めたのだとか。
採用したのは1984年で、それまでの約32年間で支払われた給与は1億数千万円にものぼるのだそうΣ(゜Д゜)
ただ、無免許だったということで、県教育委員会は支払った給与のうちの一部返還を含めて弁護士と協議する予定なんだとか。
もちろん、無免許で教員をつとめてきた女性が一番悪いのだけど、いくら免許更新制度がなかった時の話とはいえ、採用時に免許の写しなしでもOKというのは、学校側にも問題があるのでは(汗)
だって免許の写しなしで採用されるんなら、免許を発行する意味もないよねえ・・・。
それにしても体調不良で休んだからといって、免許を取らずにそのまま済ませているっていうのもある意味すごい(汗)
後日免許を申請しに行けばいいだけのはずだと思うんだけど・・・。