トレッドストーンblog

劇場で観た映画の感想を中心にヘロヘロピー

豪華キャストだけど中身はフツー「素晴らしきかな、人生」

2017-03-13 18:46:59 |  映画好き
原題は Collateral Beauty

ウィル・スミス主演で「素晴らしきかな、人生」は、いかにも感動してくださいって邦題で何だかなぁ~と。
で、原題をチェックすると「Collateral Beauty」。
いや…こちらもピンと来ません(笑)

劇中もCollateral Beautyという言葉が何回か使われていて「幸せのオマケ」(だったはず)という訳語で、あぁこういう意味というか意図なのかーとは思った。

で、ストーリーは普通に面白いし、ラストの意外な展開にもちょっと涙するし、それでいて97分という長さもちょうど良いし、何というか悪くはない映画でした、はい。

ただ、この映画がそういうジャンルというわけではないのだけど、今まで見た映画で精神病や多重人格者や幻覚を扱った作品って、あの時主人公は自覚があったのか?とか、実は隠された深いテーマがあったのではないか?このシーンの意味するものは?など、見終えた後にモヤモヤするものがあって、この「素晴らしきかな、人生」も、ちょっとだけそういうのを感じた。
特に、何度かドミノのシーンがあるんだけど、これは何を表しているんだろうか?とか。