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こんなこと考えました

ニュース・映画・本・電車の中の風景などなどで、感じたり思いついた事を不定期に書き込んでいきます。

ジャンプ

2010-03-07 17:34:13 | Weblog
 ぬるく濁った水の底で彼は考えていた。
まだ、兄弟達が沢山いた頃に、沼の水が急激に増えて行った頃、沼だった地域から離れていれば、もっと違う事をしていたのだろうか?
沼がまだ小さかった頃、彼は兄弟達と比べても大きかった。他の生物でも同じくらいのものはいなかった。もっと大きな湖ではいただろうが、彼の世界はその小さな沼しかなかった。
 ときおり彼は沼の端から全力で泳いで、中央で水面の上に跳ね上がる事を気晴らしにするようになった。
その光景を見た人間が、いつの頃からか沼の主と呼んでいるのを自然と理解していった。
 水面に顔を出して地上の様子を見る事もあった。
木の葉が増え沈む頃に、人間達がともす火のちらつきや太鼓を叩く振動が何時しか楽しみになっていた。
 今年はいつもより長い日数続いていたようだった。
人間達が見え透いた仕掛けを水に落として、喋っている中にダムという言葉が多くなっていたのだが、彼には分かる訳が無かった。
 水温が下がり彼らは一日の大半を眠って過ごすようになったのもあり、変化に気がつくのが遅れてしまった。
 春になり水温が上がり活動しはじめた頃に、より遠くまで見えるようになっていた。
聞こえてくる音は何倍にも増えて、沼の大きさを超えていた。
彼は沼の周辺を泳いでみた。が、岸には着かなかった。
水面に顔を出すと、何も無くなっていた。
一度潜って水面まで全力で泳ぎ、一気に跳ね上がった。そうしても彼の視界には岸は見えなかった。もう一度試しても見えなかった。
 広くなった沼を調べるように泳ぎ回った。いつもの何倍も泳いで初めて岸に近づいた。
顔を出して様子を探ると、太鼓の振動が遠くから伝わってきた。
方向は上の方だった。何度も飛び上がってはみるものの、どこから聞こえるのかは分からなかった。
それまではそよ風も無かった水面に、風が吹きはじめた。
風はだんだんと強くなり、周りの山にぶつかりながら円を描くようになって行った。
山の中腹に立て替えられたお宮で、移設のお祭りをしていた人間達も気象変化に気がついた。何人かがダム湖の方を指差して叫んだ。
「竜巻だ! 」
ダム湖の上だけ雲があり、細いながらも水を吸い上げながら、竜巻が人間達の方に移動していた。人間達は逃げ出しはじめた。
祭りの責任者は非難を指示しながら、竜巻の様子を見ていた。
ダム湖にはにしに傾きはじめた光が差し込み、竜巻を照らしていた。
水面にキラリと反射して大きな魚が竜巻に吸い込まれる様子が見えた。
魚は煌めき続けながら竜巻を登っているように感じた。
「龍神様・・・」誰にも聞こえる事の無いつぶやきだった。

遊パチがあるなら遊プリクラも

2010-03-07 12:08:48 | Weblog
最近通常の1/4程度で遊べるパチンコやパチスロが増えてきている。換金目的ではなく時間つぶしや、台の仕掛けを楽しみたい人にうけている。
ニュースで小中学生も遊ぶ金欲しさに、窃盗(万引き)や強盗(恐喝も被害者から言えば同じ事)をして捕まっている。
ゲームセンターに並んでいる台は100円単位がほとんどで、コイン式ならもっと多くのお金が必要になる。
20円や50円で今と同じ時間だけ遊べるようになるといいんだが、採算は取れないんだろう。
プリクラとUFOキャッチャーの無いゲームセンターには行きたくないものね。