ぱらどっくすⅢ

解雇闘争を勝利し、故郷での人生を再スタートした私の歩み

年頭に思うこと

2013年01月09日 10時45分32秒 | 「もどす会」活動記録
 あけましておめでとうございます。
 昨年末に、人生の転機となった2012年を振り返り簡単なまとめを掲載したところですが、その中で、私が何故この不当解雇をたたかっているのかを改めて確認しました。
2006年、障害者自立支援法が施行され、福祉行政が公的責任を放棄してきた結果、特に入所の福祉施設に対する行政機関のチェック機能が曖昧になっていることです。
常勤換算方式による支援員の専門性軽視や非正規化の問題も然りですが、私の解雇のそもそもは、契約制度の導入が形骸化している点など無法状態になっていることから始まっています。
契約の際に必要とされている重要事項説明書の内容が、契約後に変更になっても一度契約をしてしまえば、施設が勝手に内容を変更して、利用者にとって不利益になっていても構わないという実態を、放置している行政の無責任期極まりない姿勢です。
自民党と公明党がつくった障害者自立支援法を、2010年に民主党が違憲を認め「基本合意」を結びましたが、4月から施行される障害者総合支援法は、自立支援法の単なる看板のかけ替えになってしまっています。さらに改憲をもくろむ安倍政権が基本合意を守るとは思えません。
自立支援法の問題点を様々な視点から問い続けることは、これからの大切な運動の課題です。その点から契約制度のあり方や運用の適正を図るために、私のたたかいは必ず勝利しなければなりません。続いてのご支援をお願いします。