goo blog サービス終了のお知らせ 

【総括原価方式で絶対に損しないはずがなぜ!?】関電、積立金を全額取り崩しへ 原発停止で業績悪化

2014-04-26 11:57:31 | 原発

原子力機構調査「もんじゅ推進自信ない」について。- 2014.04.21 

関電、積立金を全額取り崩しへ 原発停止で業績悪化 - 47NEWS(よんななニュース)

>関西電力が、経営悪化に備えた積立金1500億円を全額取り崩す方向で調整に入ったことが26日、分かった。原発停止で火力燃料費が膨らみ業績の悪化に歯止めがかからないため、これまで積み立ててきた利益を活用する。積立金の取り崩しは2012年以降、3年連続となる。

 6月の株主総会で提案し、承認を求める見通し。可決されれば、東日本大震災直後の11年3月末に最大6400億円あった積立金が底を突くことになる。積立金がゼロとなるのは1979年以来、35年ぶり。

 関電が30日に発表する2014年3月期連結決算は、純損益が980億円の赤字となる見通し。

>原発停止で火力燃料費が膨らみ業績の悪化に歯止めがかからないため、


よく記事で見かける「原発停止で火力燃料費が膨らみ・・・」という部分。

しかし、よく考えると電力会社は絶対に損をしない事になっている「総括原価方式」を取っているのに、なぜ損をするのか?

火力燃料費が膨らんだら、その分上乗せすればええがなって思いますよね。

 

その「総括原価方式」ってのは、原発を稼動してないと資産とみなされず「利益」にならないので、今のように電力会社の赤字が続いているんだとか。

つまり、火力燃料費とは関係ない原因で電力会社は赤字になってるわけですね。

だから、電力会社は狂ったように「再稼動を」とも言ってる訳ですね。

 

しかし、原発を止めれば電力会社が損するようなシステムこそやめればいいでしょうにと。

原発の廃炉のコストとか核廃棄物の保管とかのコストを考えると、いかに原発が高くつくか。

電力会社は原発を稼動する事で利益を得られるから、こういう問題は全部先送りにしてるんですよね。

結果的に、後の世代が高いツケを払う事になると。

 

じゃあ、どう考えてもやっぱり今の原発の仕組みを変えて、キッパリと原発を断ち切るしかないでしょう。

 

 

関電をはじめ電力会社が困る事になれば、一方でそれを歓迎しているのが、火力発電にも参入する事になったオリックスやガス会社かもしれませんね。

2016年の電力自由化で、電力会社の構図も変わるんじゃないでしょうか。

 


 

(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年4月26日(土)

   

■ぽぽんぷぐにゃん対談

■ぽぽんぷぐにゃん通信

■web拍手-おみくじ

■ぽぽんぷぐにゃんSTREAM(twicas) 

■ぽぽんぷぐにゃんカレンダー+マップ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。