(ねとらじ)年金積立金について。(2009.06.27)
年金積立金150兆円厚労官僚が持ち逃げしようとしている 保坂展人さん※保坂展人の記事だけでも十分よく理解できるかと思います。
■もういちど年金問題
年金は破綻するのかしないのか。
前回(過去記事)でも取り上げましたが、今回、「くんくんでわん」さんからコメントをいただいたのでもう一度取り上げようと思います。
■年金破綻の不安のワケ
私も含め、国民がなぜ国民年金が破綻すると思っているのかといえば、実際に支給開始年齢が引き上げられてるから。
これが多くの国民が年金に対して不安と疑問に思っていることでしょう。
(Yahoo!知恵袋))私が社会に出た頃は、60歳になったら年金をもらえるから保険料を納めるのだと説...支給開始年齢を60歳から65歳に引き上げられ、さらに70歳に引き上げ検討なんていうんですから、「破綻しない」と言われても信じるほうが無理というもの。
■年金積立金が
150兆円!
で、消費税を上げれば年金問題は解決というのではなく、今回コメントをいただいた「年金積立金150兆円」を取り崩せと。保坂展人も主張している事ですね。
150兆円も積立金がありながら、使わずに支給開始年齢を引き上げ、額を下げようとしているのが自民・公明の政策。
保坂の記事を読むと、よくわかるかと思いますが、50年後に400兆円たまるまで取り崩さないというのが自公の政策。
50年後に400兆円たまったら、100年掛けて取り崩す。これが自公の「100年安心プラン」という事だったんでしょう。こんなもん信じられるかいと。
しかも、この150兆円は国が管理してるものでなく、独立行政法人が管理して運用していると。
いざ、この150兆円が減ってしまっても、国に責任はなく、責任者の辞任で済んでしまうかもしれないと思うと恐ろしいですね。
■年金は破綻する
厚生労働省の理屈、数字でいけば破綻するでしょうね。支給開始年齢を引き上げられ、額を下げられるならば、実質破綻と同じ事ですからね。
■消費税アップで解決?
じゃあ、民主の主張する消費税を上げて解決かといえば、それも短絡的過ぎる問題だと。
今までと同じく、企業に負担させる事も必要だし、それは法人税を上げるなどして工夫する必要があるでしょう。
そして、年金積立金150兆円を取り崩すのも必要であると。
そういう、いろいろな事をしたうえで、消費税の問題に移るべきだと思いますね。
■民主党で大丈夫なのか?
民主党はそういうのをすっ飛ばして、消費税上げる可能性も考えられるわけですから、保坂のいる社民党や、その他の野党に民主のケツを叩いてもらう必要があるでしょうね。