筑後川の日本人。

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2019 年 12 月。東大で、私の人生を大きく変える出来事が起こった。

2020-04-30 20:25:58 | 初心者のブログ作成
(大澤昇平氏より。 削除されるかもしれない為、コピペ転載します)



大澤昇平 :: 覚日「AI2.0時代の生き残りをかけたゲリラ戦が始まった」(5/14 発売・宝島社) 2020/04/20

思い返せば、あれは 5 ヵ月前の年の瀬のことだった。

2019 年 12 月。東大で、私の人生を大きく変える出来事が起こった。



いつものように本郷のキャンパスで論文を書いていた私は、「ドン、ドン、ドン!」と強くドアをノックする音を聞く。扉を開けようと席を立つ間もなく、彼らは私の研究室に押しかけてきた。そう、事の発端は、私がツイッター上で行った「中国人は採用しない」が物議を醸したことによる。

そもそも、当時何故あのような発言をしたのか。

既に時効だと思うので、本記事では未公開情報を内部告発しよう。

四角オレンジ前提: 世界経済の序列
私の大学での講義のテーマが社会情報学であるということもあり、中国経済は講義の材料としては適した物だった。実際、今や中国はアメリカと同じくらいの超経済大国になっており、いずれ中国語が英語に並んで世界標準になるとも予想されている。いや、同じどころか、次の世界経済のキーとなる 5G ネットワークについてはファーウェイがアメリカよりも一歩リードしている。以上を踏まえると、世界経済は、一つのシンプルな数式で表現できる。



日本 <<<(越えられない壁)<<< アメリカ ≦ 中国

以下のチャートを見ても、この数式通りになっていることが確認できると思う。



         下矢印





Exhibit 1. 世界の地形変動はすでに始まっている。日本はアメリカどころか中国にすら追いつけていない。購買力平価(PPP)基準の GDP の各国比較。出典:World Bank Blogs



講義のネタにしようと色々と情報を調べる中で、どうやら中国が日本やアメリカに情報戦を仕掛けていることは明らかであり、日本がそれに対して全くノーガードであるということが分かってきた。そんな中、衝撃の事実が浮上してきた。

四角オレンジ中国は 10 月から新型コロナウイルス問題を把握していた
あるとき私は、調査の過程で

「中国の研究所から漏れた殺人ウイルスで周囲がバイオハザードになっているらしい」

という情報をベテランの教員(「X 教授」)から耳にする。



だが、後日これをツイッターに書いてもよいかと X 教授にカジュアルに質問したところ、

途端に教授の顔色が変わり、絶対にやめるよう叱責された。

私は、その時の X 教授の表情や声色から、

背景にのっぴきならない事情があることを汲み取った。

そこで、学内の人的ネットワークを使い、同僚の協力を得て資料を集めていった。

最初は(研究者が新しい研究をスタートする時のように)ちょっとした息抜きのつもりだったが、

研究を進めていくうちに、段々と私の仮説は正しそうだということが分かってきた。

・ウイルスの感染力が極めて高いこと、

・このウイルスが武漢の細菌研究所から漏れ出たらしいこと、

・中国共産党はその情報を全力で封じ込めようと、

 国連や諸外国に圧力をかけていること

が明らかになった。



そして、得られたデータを私の AI「Daisy」に入力したところ、Daisy は

「2020 年 2 月に驚異的なパンデミックが世界中で起こる」

という予測をはじき出した。

X 教授の意向に沿う形で、真の情報を公開せず、

どのようにしたら警鐘を鳴らせるだろうか――。

私は、自分のアカウントで 11 月、次のように発言した。

画像2



Exhibit 2. 私はツイッターアカウントで、自社のロックアウト方針を公開した。

出典: ITmedia (元ツイートは削除済)

だが、その結果はご存じの通りで、一部の人権派から「レイシスト」のレッテルを張られ、猛攻撃を受けた。



そこでもう一度、X 教授に情報の開示について相談しようと思った。

12 月というのは謝罪が終わり、ある程度事態が収束してきた後である。

以下は、朝の MTG で X 教授に資料を突き付けたときのやり取りだ。


「東大の姿勢は明らかにおかしいと思います。
世界に先立って、いち早くこの肺炎の脅威に関する情報を開示すべきでは。」
X教授
「我々は WHO の方針に合わせる。前例がないことに対して行動は起こせない。」

「たとえ、これからたくさんの国民が死ぬかもしれないのにですか?」
X教授
「頼むから、これ以上ネットで中国への言及をするのは避けてくれないか。」

X教授​​​​​​​
「今、東大と中国は微妙な関係にある。
(五神)総長は資本主義的な立場であられ、
いかに大学にカネを集めるかを中心に考えられている。
ここで下手に中国のスポンサーから嫌われれば、本部から部局への評判も危うくする。
責任問題にもなる。組織の人間なら、君も流石にそれは分かるだろう。」

「……少なくともツイッターは私個人所有のものです。
あなた方に止める権利はありません。
一連の研究成果は、今年中に論文として Arxiv で公開します。」
ところがその日の夕刻、「ドン、ドン、ドン!」と、普段は人の出入りが少ない私の研究室を強くノックする音が聞こえた。次の瞬間、扉が開き……。





後日自宅に送られた段ボールの中からは、当該の資料だけがすべて消えていた。

四角オレンジガラパゴス化した日本で、息を潜めて小さく生きるのか
一部の読者の中には、なぜ私が執拗に中国にこだわったのか、
本当の理由を知りたい人もいるのではないかと思う。
私は中国人を差別したかったわけではなく、

一連の発言は国益を考えての行動だった。

東大が国益よりも組織の利益を取ったのは明らかである。

おそらく今回の新型コロナウイルス問題で WHO の対応が遅れた理由も、

少なからず当該組織のメンバーが中国と利益関係にあり、

私腹を肥やすことしか考えなかったからだろう。



こうした問題は、新型コロナウイルス問題にかかわらず、身近な至るところに存在する。

ブラック企業問題やパワハラ、様々な社会問題がなくならないのも、

上司と部下の間にある情報の非対称性に起因する。

私は東大の組織の出世競争の中で、汚いムーブをする人たちを、

おそらくは普通の倍以上見てきている。

彼らのやり口はいつも変わらない。



今、世界は再び独裁者による植民地支配の時代に逆行しようとしている。

国民一人一人が武器を取って戦う姿勢を見せなければ、

この状況を打開するのは不可能であるようにも見える。

老人に頼れない以上、日本が今後、中国の植民地になるのか、

18 世紀のアメリカのように自由と輝きを取り戻せるかは、

今の若手―― 10~30 代の日本人の意識に掛かっていると言っても過言ではないだろう。

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