『愛の定義』 「愛の定義」とは何か? これは難しい課題だった。
いつも大きな壁にぶち当たり、本質が見えなかった。
「愛の定義」が、うっすらとわかりかけて来るのに 70年もかかった。
愛することの素晴らしさにやっと78歳にして、気が付きはじめた。
少し遅い気もするが
だが、生きている間に、気が付けただけましである。 死んでも気が付かない人は悲しい。
「愛の定義」それは、 「愛は心を受けるもの」であるということ。 「愛は尊敬」であるということ。 「愛は、あるものではなく、育てて咲かすもの」だということ。 「愛は、与え尽くして見返りなど求め無い」ということ。 これこそが原点であることが見破れた。
愛は、「顔でもスタイルや整形かそうでないかでもなく」 「お金持ちか地位があるか収入の高い低いでも
学歴でも家柄がいいかでもない」のだと言うことだ。
だから「愛は、自分を捨てて相手を思いやり」 「愛は、すべてを与え尽くすものだ」と気が付いた。
「愛は、自分を愛せないと人も愛せない」ことに気が付いた 「愛は、自分を愛するだけでは不十分で人も愛さなければない事」に気が付いた。
「愛は、自分も人も愛して、そして他国の人も愛さなければ本当の愛ではない」と気が付いた。
「愛は、自分も愛して、人も愛して、世界の人々も愛して そして地球を愛するようになってこそ、本物だ」と気が付いた。
「愛は、人間だけではなく、花も虫も鳥もすべての生きているものすべてを愛する事が大切」だと気が付いた。
だから「愛の定義」は一言では言い尽くせないが・・
結論としては
「自分のことは、さておいて、人にやさしくなれるように」祈ることだと気が付いた。
78年もかかった気が付いたこの「愛の定義」を 残りの人生で、大切にして生きさせてもらいたい。
「愛することは見返りなど求めず、与え尽くすことなんだ」という
「愛の原点」を忘れないでおこう。