わん子の命

人の身勝手て捨てられ続けるわん子達、この子達が巡りあった新しい家族、今、家族探しをしている子達の姿を綴って行きます。

あなたのお家の周りの放射能知ってますか?(9/8更新)

2011-09-04 22:29:21 | Weblog
暫くトップは、被災ワンちゃん猫ちゃん達の命の募金と署名 です。
詳しくはここから



 震災で飼い主と逸れたり,飼えなくなった動物達の保護活動をしている
 多くのボランテア団体があります。

 今、それらの団体は,
 保護した多くの動物達を一時預かってくださる『ホストファミリー』と
 『新しい家族』を募集しています。

詳しくはここから
  まだ,まだ多くの子達が救いを待っています。
この子達に幸運が訪れますように!

放射能!
こんな言葉が現実になるとは!

福島原発の事故以来、私たちは放射能と一緒に暮らすという、想像もしなかった日々を送ることになりました。吸う空気、食べ物、恵みの雨、すべてが3月11日を境に一変してしまいました。

今の環境はだいじょうぶなの?

わからない事だらけです。



国は
『被爆の低減化については、事故収束後においては年間20~1ミリシーベルト(mSv)というICRP(国際放射線防護委員会)が提唱する参考レベルを参照しながら、長期的には平常時の一般公衆の線量限度である年間1mSv以下を目指していくものです。』としました。
当初は学校において、20mSv/年としたが、市民や学者等から多くの反対に遭い、5月27日に『学校において、当面は1ミリシーベルト以下を目指すこととしました。

  国は以下のように算定しました。 
 
     20mSv/年の場合       1mSv/年の場合
  屋内  1.52μSv/時間        0.076μSv/時間
  屋外   3.8 μSv/時間        0.19 μSv/時間
   
  根拠は
   屋内に16時間、屋外に8時間いるとする。
   屋内は屋外の4割の放射線とする。
   
計算は
20mSv/年の場合 (3.8μSv/時間×8時間 +1.52μSv/時間×16時間)×365日
             =19972.8μSv/年=20mSv/年
  1mSv/年の場合 (0.19μSv/時間×8時間 +0.076μSv/時間×16時間)×365日
             =998.64μSv/年=1mSv/年


しかし、ICRPは生涯における限られた期間だけのリスクを設定し、このリスクをもたらす実行線量を年あたり20mSv(生涯線量1Sv)と見積もっている(作業者の場合)。公衆の(実効)線量限度(1mSv/年)はこれに加えて自然放射線による年間被爆線量1mSv(ラドンによる公衆の被爆をのぞく)を考慮して設定されている。

このように、国が当初学校での放射能を20mSv/年としたことは、あまりにも酷い値であった事がわかります。誰も騒がずにいたら、この恐ろしい値が、子供達ひいては全ての国民が被る被爆は計り知れないものとなっていました。


ICRPは『公衆の(実効)線量限度(1mSv/年)』に加わる自然放射線1mSv/年としていますが、この値は地域により異なります。
残念ながら、千葉市における自然放射能の値は明確ではありません。
千葉市稲毛区の日本分析センターは3月11日から計測結果を公表しています。が、残念ですが、生データでは無くグラフ表示のみです。ただ、最低値と最高値は記載されています。



  この図から、3月11日の原発事故の影響が出る前の放射線が自然放射線と推定できます。
  グラフと最低値から
       千葉市の自然放射線は 0.022 μSv/時間 (0.1927 mSv/年) と考えられます。
  
  されにこのグラフは
       3月11日に千葉市で何が起こっていたかを示しています。
       この解説はあとにします。

   
  さらに、この計算には食べ物からの放射線は含まれていません。

  

原発事故後、何も詳しい情報が無いなか、
私たちの周りの放射能はどれくらい?不安の中で生活をしていました。

とりあえず、NHKや朝日新聞で毎日報道されているあの値でいいのだろう。と

千葉県では市原の『0.042μSv/時間』くらいなんだろう。と

0.1μSv/時間以下だから

ま~低いからこれくらいなら安心かな~  と 思っていました。


が、 やはり不安に思う多くの市民が独自にまわりの放射能の測定を始めました。私の属する『市民ネットワーク』でも、測定器を購入して、身近かな公園等の測定を始めました。

測定始めると
NHKや朝日新聞で報道されていr『千葉県市原』の放射能の値(0.042 μSv/時間 )と千葉市の公園の放射能の値がだいぶ違う事に気が付きました。

 千葉市の中央区の青葉の森公園で住民の方と一緒に測定を開始しました。

 6月21日 です。

 公園内7地点 測定高さは10cm、50cm、1mです。

 ハンディーサーベイメータによる空間放射線量を測定しました。

 結果は
 測定値はとてもばらついていて、10回測定をし平均値で示します。

 測定値の範囲は  0.073~0.191 μSv/時間
測定の高さによる違いには一定の傾向は認められませんでした。

高めの傾向を示したのは
   わんぱく広場のの遊具付近(砂場)でした。が、原因は不明です。
   (10cm:0.191, 50cm:0.138, 1m:0.141 μSv/時間 )
  
 以上から、千葉市の放射線量は新聞報道の値より数倍高い事がわかりました。

 千葉市でも、学校等で測定を開始し、ほぼ、私たちの測定値に近い値を報告しています。

 その後、

 中央区の公園での測定を続けています。

 御連絡
 9月12日には蘇我地区の公園で測定を行う予定です。
 参加ご希望の方は『わん子の会』のHPからメールください。

 今までに測定をした公園等ではホットスポットと言われる地点はありませんでした。

 椿森公園での測定風景と値を示します。(7月21日)
  (余談ですが、シロの家の側の公園です。里親さんといつもわん子が一緒に初めてのお散歩をする公園です。)
  

         1cm    50cm    1m

公園中央部 。。 0.207 。。 0.153 。。。 0.139 μSv/時間

草むら 。。。 0.196。。。 0.130。。。 0.120

砂場。。。。。 0.125。。。 0.133 。。 0.120

当日は小雨まじりでしたが、他の公園に比べ高めの値でした。

   中央部の1cmでは 0.207 μSv/時間 を示し、測定公園中の最高値でした。
   
   除染が必要とされる値は

   国が示した『0.19 μSv/時間』に『自然放射線の0.022 μSv/時間 』を加えると

   『0.21 μSv/時間 』となると考えられます。(自然放射線の値はここでの推定値)
   
   椿森公園の最高値はほぼ近い値と言えます。

  このことは

  千葉市内においても、除染が必要となる箇所が存在する可能性を示しています。
 
  今後、より詳細な調査が求められます。

 
 
 3月11日の原発事故の後

    この千葉市には何が起こっていたのか?


 

  この図は、市原の放射能の変化を示しています。

  一緒に、千葉市の稲毛区の日本分析センターでの値を示しました。

  これからわかる事は、

  3/11の原発事故後、放射能は3/15に千葉市に達しており

  市原では  0.313 μSv/時間

千葉市では 0.732 μSv/時間 と言う最高値を示しています。

  千葉市は市原市の2.3倍以上です。


  この差異はどうしてあるのでしょうか?

  原因として
   
    1. 測定地点が違う

    2. 測定機器が違う

    3. 測定の高さが違う   が 考えられます。                                                  
     測定の高さは 市原は7m   千葉市は 1m です。

    ( 7/25から、市原でも  1m  での測定を開始しました。)

    市原において  7/31 の測定結果は

           1m では 0.07 μSv/時間   7m では 0.043 μSv/時間                      
            1mと7mでは  1.6倍の開きがありました。

      以上から、市原と千葉市の測定値の違いは
         
           測定の高さが一番影響していると考えられます。


    
千葉市の放射能は毎日報道される市原の値の2倍程度はあると思われます。


   前に示した『市原の3/11からの放射線量の変化』の図から

   3/15  に  千葉市で  0.732 μSv/時間 という高い値が観測されました。

   その時、私たちは何をしていたでしょうか?

テレビでは盛んに『外とうは脱いで家に入れない、とか 雨にぬれないように』等

言っていましたが、それは福島の近くの問題で、千葉は適当に気を付けていればと
 
思っていました。

   が、それは間違いでした。

   3/15日に0.732 μSv/時間とピークを示した後、

   3/31日においても0.2 μSv/時間超の値を示しています。(日本分析センター)

   9/1~9/7の間では、0.104~0.112 μSv/時間 の値です。(日本分析センター)

   この事から、


千葉市においても、3月一杯は外出時には注意をしなくてはいけなかった事がわかります。

   このような大切な情報は直ちに市民に知らせるべきで、

   後になって市民が調べて初めてわかるということでは、

   市民が安全に生活する権利を奪っていると言わざるを得ません。


   今後も、このようなことは起きると思います。

行政は正しい情報をいち早く市民に知らせる体制を整えてもらいたいと思います。


  今回の報告はこれで終わります。


  千葉市中央区の放射能測定が終わりましたら、中央区の現状を報告します。

『市民ネットワーク中央では』以下のように考えています。

市民が安心して暮らせるように、市として独自に放射線量率を随時測定して、だれもがわかるように発表していくことが必要です。さらに、食品の放射能汚染による内部被爆も大きな不安となっています。私たちは市に対し、食品の放射能測定体制を早急に整え、結果を速やかに公表していくことを求めます。
市民ネットワークでは今後も測定を続けていきますので、お住まいの地域で放射能の測定を希望なさる方はご連絡ください。詳しい測定結果は『市民ネットワーク千葉県』ホームページ http://www.ken-net.gr.jp/report/1800/ をご覧下さい。






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