Neko★です。

★★AB型・みずがめ座★
 ★身内には内緒の家Neko★日記です★★

露草~月草~瑠璃色の花~☆

2011-09-17 | 日記

ここ数日、真夏日が続きます。

暑くなる前に~と荷造り荷造り・・・

せっせと車に荷物を積んでいましたら、足元に露草が沢山咲いていました。



どこででも見かける青い花。。。

露をよく保つところから「露草」



昔は、月草・・・と呼ばれていたそうですよ~

この花で布や紙を染めたそうで、色のつく草という意味で「つきくさ」と呼ぶようになったとか。

ただ、どうも褪めたり、色落ちしやすかったらしく、和歌などでは、人の心の移ろいやすさに

たとえられることが多いようです。

他にも、その形から蛍草(ほたるぐさ)や帽子花(ぼうしばな)、

花の鮮やかな青色から青花(あおばな)。

また鴨跖草(おうせきそう)という生薬名でも呼ばれる、秋の季語

月草に衣は摺(す)らむ朝露に濡れてののちはうつろひぬとも

           ~『万葉集』  寄草  作者不詳~



(たれ)にまたうつし心のひとさかり見えてかなしき月草の色

           ~『雪玉集』  不憑恋  三条西実隆~



いで人はことのみぞよき月草のうつし心は色ことにして

           ~ 『古今集』 (題しらず) よみ人しらず~


ギリシャ神話でも、朝露はエオス(曙)の涙・・・悲しみの涙です。。。

写真クリックで『永遠の命』と『永遠の若さ』

露というより、涙がそのまま花になったような「露草」

エオスが流した涙が、小さな瑠璃色の花になったのでしょうか?

                 ThankYou



 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする