たけぞうのしっぽ

あまえんぼうゴールデンたけちゃんとおかあさんの日々…それから

王子様

2009-12-12 | たけぞう
昨日の夜のこと。

「明日、体育の授業で創作ダンスの発表会があって・・・」

と、ねぇねからメールがきた。

ダンスセンスのかけらもないねぇねが(実際、体が硬くてダンスからはほど遠い)

『白雪姫』の魔女役を演じるというのだ。(正しくはお后様=意地悪な魔女)

がんばれば、なにがしかの賞がもらえるらしく

いつもは冷めたヤツなのに珍しく「がんばってくるけん!」などと言う。

そう・・・あれからねぇねの携帯電話は通話不能のままだ。

思い起こせば…ウン十年、昔々・・・。

ワタシも幼稚園のお遊戯会で『白雪姫』の…意地悪な魔女を演じたのだった。

魔女はWキャスティングで前半がワタシで後半はSちゃんだったな。

母が真っ白いドレスを縫ってくれて、白いタイツを改造した

ロング手袋?はあの頃かなり斬新でイカした衣装となっていた。

「鏡よ、鏡よ、鏡さん。この世で一番美しいのはだぁ~れ?」

なんつって数少ないセリフを今も思い出せるのが怖い。

白雪姫は間違いなく誰が見てもこの子しかいないだろー的な

とってもとっても可愛い女の子でみゆきちゃんと言った。

ワタシの名前もみゆきちゃんだったらきっと可愛かっただろうに…

と、当時かなり長い時間思っていた。

だから今も「みゆきちゃん」という名前を聞くとピクピクピク・・・となる(笑)


さて、さて。

白菜は「剥ぐ」とは言わないけど、かなり剥きすぎた。



キャベツの芯の真ん中には「お姫様」がいると言うのはほんとうか?

では白菜の芯には「王子様」がいるのか?



ちょっとドキドキしたが真実は…

芯にあったのは葉になるための芽のようだった。

人間に見つかるとキャベツの芯のお姫様は消えていなくなるのだと

子どもの頃誰かに聞いたことがあって(そんな童話があったような…忘れたが)

キャベツの芯の真ん中がどうなってるのかすごく知りたかった。

間違ってお姫様を見てしまったら…どうすればいいんだろうかとも思った。

母がそんな話はつゆ知らず、潔くキャベツを真っ二つに切って

サクサクと千切りする度に

なんだかお姫様がワタシではない違う子どものお家へ

行ってしまうようでやや悲しい気持ちになった。

大人になった今、いつでもキャベツの芯が見られるようにはなったが

作り話とわかる今でもやっぱり内心はドキドキしてしまうのだ。


王子~!

王子~ぃ~!

わが家の王子様は一体どこへいってしまったのぢゃ。









うちの王子様は若干ブタ鼻になってぬいぐるみを囓っておいでぢゃ。





そして今日も・・・寝る。

チビゴルの時から動きの少ないヤツぢゃったが

ますます動きの少ないじじむさいわが家の王子様。


と、いうことで。

ねぇね、全力を尽くしてきっと賞をもらってくるように!!!(笑)






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