だいすき

いろいろありますが
子ども達・友人・そしてみなさんに支えられて 元気に生きてます

感謝!!!

優しさの重み

2011年06月09日 18時16分25秒 | 日記
朝ドラの「おひさま」観ています

今 戦中で 男達は戦争に行く

誰の台詞かは覚えていませんが 「お前達を守るために おれは戦争に行く」みたいな台詞があって
私の胸に ズシーンと響きました
今更ながら あの頃の男性は大切なものを守るという使命感で
命がけで戦争にいったんだなぁと


そんな中 同僚のお舅さんが亡くなり お葬式には体調不良で行けず
昨日 お線香をあげさせていただきに行ってきました
連れ合いを亡くし 元気が無いというおばーちゃまに 昔の写真を見せてもらいながら
お話を伺いました

まぁ おじいちゃまの若い頃の写真

今で言う 超イケメン
だけど 何かが違う
そう ただカッコイイ男じゃなく 気合のような 一本 筋の通っている顔
享年98歳 やはり戦争に行かれていたそうで
今の男性とは 何かが違う

で・・・
その祭壇の横に おじいちゃまが戦争に行かれたときに
知り合いの方から送られた日の丸があり
そこには 武運長久などの 寄せ書きがあり
そんなものは今まで ドラマでしか見たことのない私

おひさまの台詞がかぶって 涙があふれそうになりました

もちろん戦争なんておきてほしくない
それは前提ですが
背負ってきたものが 今とは違う そんな重みを感じました





そして今日 買い物に行きました

買い物を終え エレベーターに乗り込みました

何組かのご家族と ご高齢の二組のご夫婦らしき方達

でね  私が降りるのが一番最後になったの

そしたらね

二人のおじいちゃんが 私が降りるまで エレベーターのドアを
がっつり 押さえていてくれたのですよ

なんだか 嬉しくて 温かくて うるうるしちゃいました
「ありがとうございます」と言って降りるのがやっとでした
さりげない優しさ



そうそう 私の舅も90歳 背中に戦争のときに負った 大きな傷があります
旅行のときも 飛行機は嫌います
「戦争中に 嫌って言うほど乗ったから・・・」

義母を亡くし 2度ガンを患いながら 淡々と治療し 心配かけまいと元気に振舞う
本当に優しい義父です

この夏 娘の式には 大きらいな飛行機に乗って来てくれるそうです


この優しさに 私はどうやって恩返ししたらいいのでしょう

人生の課題です

おとーさん 尊敬します