心音(しおん)の行川(ゆくかわ)のながれは絶えずして

感じたこと、考えることを綴ってみます。

介護・・自分の存在に価値を与え、生きる理由を与えてくれる。助けられているのは自分ではないか。

2018-05-26 18:45:42 | 日記
介護はとかく大変だと、実際そうでしょうし、介護の現場では無理心中や殺人が
起きています。

人が年をとって、今まで出来ていたことが、ひとつひとつ出来なくなって、
本人も自由が利かなくなる体を腹正しく思う。

弱って誰かの助けが必要となるのです。

子育ても、そうでしょう。
子供は自力では生きることが出来ません。
赤ちゃんならなおさらです。

でも、介護は人が死に向かうことであり、人間が壊れていく様子を見る
ことになります。

人が土に還るというのは、そういうことなのでしょう。

自力で出来ない人に力を貸すのは、

その人が自分が存在していることに価値を与えてくれて、生きる理由を与えてくれる。

それが誰であっても。

奉仕の精神とは、自分が意図しているように見えて、実は自分がたくさんの生きる力と感動を
もらっているのではないかと思います。

介護が重くなっていつまで、思えるかわかりませんが。

でも、自分に存在価値を与え、生きる理由を与えてくれる両親に対して、

出来る限りのことをしてあげたいと思います。

助けているようで、実は助けられているのですよね。

誰かに必要とされることは、生きる力となり、生きがい、やりがいとなります。

これほど、報われることは無いのではないでしょうか。

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