フィギュアスケート09/10シーズン終了

今、仕事が超絶忙しいのでゆっくり書いている間が無いのですがとりあえず雑感など


まずは

浅田真央ちゃん、世界女王奪還おめでとう！！

SPもFSも本当に素晴らしかったです。
特にフリーの『鐘』。
あの重厚で難しい曲とテーマを見事に滑りきってくれました。オリンピックの時もそうだったけど、鬼気迫るSlSｐ。胸に大きな鐘の音が響いてくるようでした。
シーズン初めには何故この曲を選んだのか、重すぎるのではないかなどと批判も受けたようですが、信じてましたよ。
真央ちゃんなら必ず完成させてくれると。

今、あの『鐘』の重厚な曲に負けないスケーティングが出来るのは紛れも無く世界に真央ちゃん一人だと思う。

毎年のような真央ちゃんに不利に働くルール変更にも。
あまりにも馬鹿馬鹿しい五輪女王の銀河点にも。
打ちのめされることなく、
多くの選手がこのシーズンのピークを五輪に設定し、それが終わったことでピークを越えてしまった中、あの激闘の後にも１日しか休まず練習を続けた真央ちゃん。
山をひとつ越えればその向こうに見えるさらに高い山に休みもせず挑んでゆく彼女の姿は、芸術家であると同時に真のアスリートそのもの。
「真央ちゃん」と呼ぶのも失礼ですね（笑）。浅田選手。
彼女を見ていると、時折見失いがちな『フィギュアスケートはスポーツである』ということを思い出させてもらえます。

もう新たな『鐘』を見ることは無いのでしょう。
でも、すでに次のシーズンに向けて、さらに高い頂へ彼女の視線は向かっています。



それから、なんであの滑りで表彰台逃してんだ？と思う出来だった安藤美姫。
なんか、審判には嫌われてたっぽいけどクレオパトラもレクイエムも大好きだったよ。
そしてショートで思うように滑れず悔し涙を流した鈴木明子。
フリーでは今年最後のマリアをめいっぱい踊ってくれたと思う。
二人とも、来季も期待してるよ。


そして浅田が世界女王に返り咲いたことで、この世界選手権は

ジュニア男子：羽生結弦
ジュニア女子：村上佳菜子
男子：高橋大輔
女子；浅田真央
と、シングルでは日本選手が四冠を獲得しました！
まさに黄金時代ですね～～。

みんな、おめでとう！そして素晴らしい作品を見せてくれてありがとう！！

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しかし、特に女子シングルに関しては最初から最後までモヤモヤの残るシーズンとなってしまいました。
何がもやもやなのかは、書き始めるとものすごく長くなるし感情的になってしまうので、もっと落ち着いた状況で書くか胸に秘めておこうと思います。
（何が、なんて同じ思いの方も多いと思うけどね）

ただ、
第１００回目の世界選手権というメモリアルな大会に疑惑という染みを残したこと。
フィギュアスケートという「スポーツ」をだいなしにしたこと。

そのことには大きな怒りを感じています。


ＳＰを見た後、「フィギュア女子糸冬了」と思ったけど
フリーを見た後は「（競技としての）フィギュア女子は死んだ」と思いました。

あんなやる気のない演技を見せるくらいなら棄権しろ。
出るなら調子悪くても調子悪いなりに必死でやれ。
他の選手に失礼だろうが。
審判も……ああ、だからそのへん突っ込みだすときりがないね。やめとく。

誰のことかは言わなくてもわかるよね。
早く彼女が引退して、少しくらいは女子フィギュアがまともな状態に戻ってくれることを祈ります。


以前はそれほど点数とか細かく気にせずに無邪気に見れてた、大会で優勝や上位に入る選手の滑りは本当に美しいなあと単純に感嘆できてた『私のフィギュアの楽しみ』を返せ。