「例のアクション映画」の正体が判明！

最初に聞いたのはいつだっただろうか。

2019年９月８日の幕張、35周年ツアーファイナルのMCで、「おっ？おっ？…っていう映画にも出ます」と言っていたのが最初だったかもしれない。
その後、2020年のツアーは全公演延期になり次にステージで吉川に『会った』のは2021年の名古屋。この年の初めに狭心症の手術を受けたことが発表されたが、”コロナ禍で中断していた撮影が再開し、手術後比較的すぐにその撮影にも復帰した”と本人からもコメントが出ていた。
名古屋のMCでは”かなり身体を大きくして臨んだ”などと言っていたし、徐々にモバイルサイトでマネさんがちょっとシルエットちら見せみたいなものを出してくれ初めてはいた。
コロナ禍で様々なスケジュールがめちゃくちゃに狂ったので、情報解禁はおろか公開がいつになるのかさえまだわからない──という主旨のことをたびたび言っていたように思う。
だから、『その映画』は誰が主演で他に誰が出演する、誰が監督の映画かなど一切わからず、とにかく『例のアクション映画』としか言えず、そうしている間に撮影も終了したらしくてライブのMCからもその話題は遠のいていった。

その『例のアクション映画』が何かが、2023年7月にようやく判明した。


映画『キングダム　運命の炎』7月28日公開。
原作は週刊ヤングジャンプで連載中の漫画（作：原泰久）で、2023年7月現在で69巻が刊行されている超大作だ。
映画の1作目は2019年4月公開。続編『遥かなる大地へ』は2022年7月、そして３作目となる『運命の炎』がこの度公開された最新作である。

正直に言うと、私はこの『キングダム』という作品を、原作も全く読んだことがないし、ここまで公開されていた２作も全く見ていない。なので、世間では盛り上がっているように感じはしたものの、当然ながら見ていない作品の続編に興味がわくわけでもなくスルーしていたのだが……。

この公開日。SNSで早速見てきた人たちが騒ぎ始めた。
なんでも、公開まで一切明かされていなかったシークレットキャストが判明したらしい。
一人は小栗旬。
そしてもう一人が、吉川晃司。

これかーーーーーーーーーーー！！！！

しかし、吉川公式はおろか映画公式もそこには触れなかった。
最初は、いつもの吉川公式出遅れがち問題だと思ったが映画公式がそんな間抜けなわけがない。
原作も前２作も見ていないから本当に全く察することが出来ないのだが、見てきた人の感じではまだがっつり出てきたというわけではないらしく、”次作にメイン格で出てくる”みたいな予告的な登場だったらしい……？？
案の定、その直後にあった8/4の吉川晃司広島公演の際にも、名古屋でも大阪でも、その映画のことを話題にはしたけれどもタイトルは言ってはいけないような口ぶりだった。
映画公式が発表するまでは駄目とかいう契約があるんだろう。

公開から１ヶ月が過ぎた8/28。
おそらく「見る人は一周は見ただろう」ということなのだろう。
ここで、『シークレットキャスト』が情報解禁となった。

映画『キングダム 運命の炎』出演……遂に解禁！
キングダム　映画公式

（ちらっとだけ映ってます）


この”続編”はまだ発表されていない。
が、吉川の撮影はコロナ禍をはさんでけっこうな量あったと思われるので、多分この続きが本番なのだと思う。
楽しみ。
（見たら「この頃狭心症が…」とか考えてしまいそうだけど）

とりあえず、さすがに70巻近い原作を今から読む気にはならないが映画の１～３は今のうちに見ておこう…。