day by day

癒さぬ傷口が 栄光への入口

「ベオウルフ 呪われし勇者」

2008-01-10 | エイガ。
見たの忘れてました(笑)見たのは12/14でした。


「ベオウルフ」公式サイト

いきつけの映画館の、Wポイントキャンペーンの期間中にもう1本見よう!何でもいいから!みたいなノリで行ったので予備知識が全然無かった作品です。
そりゃもう、全編CG作品だということすら知らずに!
CG多用してるなーと思って見始めたら全編そうだったという。
それはいいんですが、その他大勢の人物や、メイン登場人物でも引きのカットだと動きやデッサンがどうも妙で、それが気になって物語に集中できませんでした。
どうも劇場によっては(特定の時間とか?)3D上映があったらしくそれはそれで凄かったようです。
私は2時間以上も3D映画見るほど三半規管強くないんで5分くらいでリタイヤしそうだなぁ…。


古い英雄譚が原作だからしょうがないとは思わないのですが、物語において人物の厚みをどう描いているかを見るのが好きな私としては、ただただ映像が派手で動きがダイナミックなだけでは退屈してしまうんですよね…。
ベオウルフは英雄だけど権力欲や色欲には非常に弱い人で、それは人間らしいといえば人間らしいんですが。いっそそういうトコロをつっこんで描いてくれたら良かったかなとも思いました。
「呪い」は終わってないぞと思わせるようなラストも、

おいおい、もう王になってるしもう年だよ!

みたいな感じでとってつけた風。
魔物は魔物で息子(=怪物)の死をものすごく悲しんだりしてるようでいて、その愛情深さを表現するような場面もないしね。
解釈や描き方はいくらでもあるんじゃないかと。
もうCGでやるぞに全力傾けちゃった感じに見えて仕方ないです。




つっこみどころ満載という意味では面白かったですが。





←ちなみにコレは別もの。
2005年の映画らしいですが私は知らなかったです。
同じ英雄譚を原作にしているらしい。

意外と普通に撮ったモノの方が良かったりして(笑)

Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【ミッチー】及川光博ワンマ... | TOP | 「魍魎の匣」 »
最新の画像もっと見る

post a comment