gatagata道を行く

おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

文楽十月地方公演

2013-10-04 12:37:46 | それ以外
毎年この時期にやって来る文楽地方公演
今までは友人と2~3人、年によってはひとりのこともあったけれど
FBで文楽好きのお友だちが増えた

地方公演は、大阪・東京以外での文楽普及が目的であるため
あらすじとか、舞台の装置、進行や効果、技芸員の技についても解説される
ことがある

娘深雪を持った人形遣いの吉田文昇さんが入口でお出迎え
開演前の解説は豊竹芳穂大夫

華やかな景事、「万歳」「鷺娘」のあとは時代物「ひらかな盛衰記」
一時間におよぶ松右衛門内の段は
竹本津國大夫と豊竹英大夫の熱演
聴かせる聴かせる!
そしてクライマックスは、推してる芳穂大夫の「逆櫓の段」
筋骨隆々の樋口次郎兼光をダイナミックに演じ
観客をスカッとさせた

あとで大夫も「気持ちよかった」と仰っていたので
かなりの手応えがあったのではないかな
この段は芳穂大夫の十八番になること間違いなしと見た

幕が跳ねてからは、芳穂大夫推し仲間と大夫を囲んでの懇親会
今回も新栄 イタリア居酒屋「アイラティ」にお世話になった
いつも美味しいお料理をありがとう!

木曽義仲四天王の一人、樋口次郎兼光って、「天地人」の直江兼続のご先祖様なんですって
物語の引き始めの三味線「デーン・デーン・デーン」は天地人を表していて
これから始まる物語は天と地の間にいる人間の物語であることを
意味している・・と佳山泉氏が解説に書いていました



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