輪島へ

金沢のユニクロは広かった　ウチの近くの店舗の４つ分あるんじゃないかしら
しかもワンフロアの路面店　寒い土地だから？　ヒートテックの売り場が大きい

薄着をしてきてしまった私の我儘だけなら寄り道は我慢しようと思ったのだけど
輪島のお嬢が「行きたいですゥ」と言う　
聞くと金沢より先の能登半島にはユニクロが無く、年に２回ほど片道１．５時間をかけて
金沢のユニクロまで来るのだと　
じゃあ　みんなで寄っていこう　　なんだかんだと全員がお買い物　
輪島の夜と明日に備えて

さて、能登半島道路に
ココまで来たら「なぎさドライブウェイ」を走らなければ
波打ち際のドライブは開放感があり、なんだか楽しい

再び有料道路に戻って、一路輪島へ
和倉温泉・能登島出口を過ぎると、併走車も対向車もいなくなり
夕方５時　観光客どころか街ゆく人もまったく見かけない輪島の中心部に到着
ここって観光地？ではなかったかしら
街が妙に新しく道路が広いのは、４年前の能登大地震から復興した証

市役所近く、今日のお宿たなかに到着
たなかは旧い温泉付き民宿だが、建具・廊下・家具を漆で塗る改装をして
食器は輪島塗、地元の海産珍味など嗜好を凝らした食事が自慢

この日も、地物のお刺身、ぐぢ（甘鯛）の味噌漬け、河豚の子、鱈の子まぶし
白子の揚げだし・・・おなかいっぱいいただいた
＊　河豚の子は３年熟成させた後、保健所の検査に通ったらお膳に載るとのこと

兼六園・ひがし茶屋街

桂坂より兼六園に入り、虹橋・ことじ灯籠、眺望台、雁行橋、明治記念之標と進む
私たちの前後を団体さんも移動する
一瞬この団体に付いてバスガイドの案内を聞こうかと思ったが
若いガイドでカンニングノートを聖書のように開いて棒読みをしている
よく見ると金沢定期観光バスと書いてあるではないか
思わず「ダメだよこんなガイドさんじゃ」とつぶやいたのがご本人に聞こえてしまったらしく
思いっきり睨まれてしまった（睨まれた認識はないが、同僚たちがそう言う）

１時間以上かけて散策し、紺屋坂の土産店を見物しながら下る
せっかくだから九谷焼の九谷焼らしいお皿を購入

お昼は治部煮にしましょうか
茶屋街に行きたい・・
で、ひがし茶屋街で治部煮をいただくことにして車で移動
運よく浅野川沿いの駐車場に入ることができた
やっぱり傘を持ってそぞろ歩き
ひがし茶屋街はよく整えられた街並みだ
京都にありそうでない　京都の小路より道幅が広く軒面がより整然としている
古くて新しい感覚

そんな格子の町家の一軒「十月亭」で昼食
堂々とした広い玄関、明かりとりの中庭の濡れた紅葉が鮮やかだ
（なぜか汁だくの）治部煮定食１８９０円は若干高いような気もするが
これだけの設えだからしょうがない

しばらく街を歩いて、街の入り口のカフェで名物？カレーパン黒を買ってみる
これが妙に美味しくて・・

さてこの後だが、近江町市場、森八、俵屋すべてやめて
ガンダムの基地にしたらいいかも・・なんて思いながら金沢駅を車窓から眺め
石川県庁近くのユニクロへ

金沢・輪島

お出かけ続きだったこの秋、最後の旅行は
日本海の低気圧に迎えられ、飛騨の雪に見送られた「金沢・輪島」

ご主人の転勤で金沢に越した職場の後輩と
故郷に戻って役所に就職したかつてのアルバイトさんを輪島に訪ねる１泊２日
毎月積み立てをして名古屋から同僚３人でドライブ、金沢で彼女たちと合流して
観光・食・おしゃべりの旅

土曜の朝は６時に我が家を出発、東海北陸自動車道のひるがのＳＡまで一気に走る
奥美濃の目の前に幾つものゲレンデが見えるこのＳＡでモーニングセット５００円也
外気温は０℃　ちょっと薄着で来たことを後悔し、金沢でユニクロに寄ろうかなどと・・
ゆっくり休憩をとったら、小矢部ジャンクションから北陸道、
北陸道に入ると雨がパラパラ　早速日本海側気候、時雨がお出迎え　金沢東ＩＣを経て
最初の目的地、兼六園には予定通り１０時到着

やっぱり傘は持って歩くべきだよね、なんて言いながら歩き始めて
兼六園ゲートで後輩２名と再会　
再会を喜びながら入園窓口に並ぶと石川県民は無料だって
他所者の私たちだけ３００円を払う

木々に雪吊が施された錦秋の兼六園
たぶん２５年ぶり

ムベと菊花

どちらも紫

野木瓜は、２０日の近江八幡水郷巡り吟行の船着場でもいだのだそう
２１日に大阪で頂いた
へたを折って空いた穴からチュウチュウ吸うと中の果肉がトロトロ口の中へ入ってくる
アケビ科だからか味はアケビによく似ている
割ってみると無数の黒い種のまわりに透明感のある白い果肉が詰まっている
黄色ならばパッションフルーツの断面に似ているかな


菊の花のおしたし
山形のおみやげ　花びらを摘んでかつを節とお醤油でいただく
香りと甘みがとっても上品
　

５０歳のお肌

同窓会幹事の打ち上げをした
北海道料理の居酒屋 上はその口取で塩辛と生ガキ、松前漬　いずれも美味
ちょっと失敗したのは、乾杯に「ほっぺビール」を注文したこと
ビールにりんごジュースが入っていた
甘いビールは・・・進まない

さて、呑み始めて３０分
お肌の話になった
気になっていたのだが、みなシミがない
けっこうハリもあるし、キメもこまかい
お互いお肌のために何をしているのか、どのような化粧品を使っているのか
お酒が入って喋り始めた

シミ除去の手法は大きく分けて２つだった
フォトフェイシャルかレーザーシミ取り
どちらを選んでも総額５～６万円をかけているかな
でもその後の化粧品はあまり高級品を買わず、シンプルになるから、一時の投資？
ただしカンパンだけは女性ホルモンの影響に因るところがあるらしく
内服薬か閉経を待たなければスッキリしないとのこと

温泉サウナ大好きな友人は、目の上下にアイライン、眉にも取れないラインを入れている
入れ墨みたいなものだけど、彼女曰く、いつどこで温泉に浸かっても、化粧が落ちても
アイラインと眉が引いてあれば怖いもの無し　すっぴんも平気
すでに１０年以上色あせることなくそのラインは彼女の顔にある
初期投資は相当の額だったらしいが、１０年以上保てばこれもお値打ち！？

ディープ大阪吟行Ⅱ-2

新世界のはずれの横断歩道を渡ると動物園の正面
その脇の歩道橋からフラミンゴを覗き見し美術館前を横切ると
あらあら京都に来たのかしらと思う風情
あっという間に一心寺南門、境内は結構な混みよう
一心寺は納骨された遺骨で造立される「お骨佛の寺」
宗派を問わず年中無休とのこと
無宗派かと思ったが、紋から察するに「浄土宗」のお寺のようだ

お参りをしながら東へ抜けると、超現代的彫塑の仁王様に見送られて外へ

山茶花の小径から四天王寺へ
ちょうど縁日で、境内は露店がぎっしり
骨董や古着を扱う店が多い
引導の鐘から亀池、有料の庭園に入ると境内の雑踏が嘘のよう
うららかな日和を堪能しながらそれぞれ句を作る
陽だまりの縁台で句会
風がないので短冊が飛ぶこともないが、私は秋の蚊に好かれてしまった

句会のあとは店じまいに忙しそうな露店を冷やかしながら地下鉄駅へそぞろ歩き
どこかのお庭の花柊が甘～い匂いを漂わせている

地下鉄を南森町で降り、天神橋商店街へ
入り口に亀憲さんお薦めのコロッケ屋さんがあるはずだったが、移転したもよう
繁盛亭の前から天満宮にはいり、うそ替えの話などしていると
近所の女性が「中原先生ですね」と声をかけてきた
「いつもテレビで拝見しています」と　
主宰が歩くと絶対道行く人から声がかかる　今日はここまで掛からなかったことが不思議

川端康成の生家の碑がある「相生楼」を見物しながら夕食のレストランmiyabi亭へ
さすがこいやすさんご夫妻のイチオシだけあって、イタリアン風の料理がおいしい
コストパフォーマンスもバッチリ
話も弾んであっという間の２時間だった

食事の間に雨が降り出した
雨の中をもう１件、淀屋橋のバールのテラス　
最初は大きくテーブルを囲んでいたが、どんどん雨が強くなり
テントを張りだしてもらっても、ズルズル、ズルズル椅子をくっつけて・・
ディープな大阪の夜は更けた
来春第３弾があるらしい

急遽ディープ大阪吟行Ⅱ

主宰とめぐる新世界と天神橋
初日の近江水郷めぐりは仕事で不参加だったが
２日目の大阪吟行に参加
大阪支部プロデュースのディープな吟行句会

集合は動物園前駅東改札
地上に出るといきなりのじゃんじゃん横丁
一行１０名はすぐにバラバラ、幹事泣かせのあっちふらふらこっちふらふら
ようやく幹事の言うことを聞いたのは、スマートボールのセンターで各々１００円を投入
先生と美千代さんが大当たりで、句会のお菓子を４種ゲット
目指すは通天閣なのだが、５分もたたず名物「たこ焼き」
外はカリッ中はトロトロで、トロトロ部分の出汁が旨味を引き立てる
アツアツふはふはも味のうち

通天閣に昇ろうと思ったが、１０時半に３０分待ちの列
止めて界隈を散策　大衆演劇の芝居小屋が１件でないのに驚いた

さああ　１１時オープンの「串カツ」は近江屋
カウンターに１０人一列　名物牛串から、もちろんビール付き
伝統的新世界の串カツは「アメリカンドッグに近い食感のフリッター」
パン粉がバサバサしないツルッとした感覚　たぶん極細のパン粉
つなぎに僅かなベーキングパウダーを加えているのだとおもう

箸は出てこず、目の前のキャベツを摘まみながらビールを飲みつつ「カツ」を待つ
ソースはウスターしかも甘い　衣といいソースといいちょっとカルチャーショック
２０種類はあろうというメニューで最高値は・・鶏唐揚・・
こいやすさんの話では、ソース・衣・ねた、どれもが店の個性らしい
私は名物のほかマグロのホホ肉と三度豆を

通天閣の下で、消防車ではない　ループバスを見送ると
いま串カツを食べたばかりなのに、デザートか？「更科」の暖簾をくぐる
大阪で蕎麦をいただくとは、これまた予想外
でもしっかり河内産鴨ロースの鴨なんばをぺロり　ホントは冷たいのがよかったな
２軒隣の三好の「糸切り団子」に後ろ髪を引かれながら新世界をあとにした

祝グランパスＪ初優勝

やっとだよ　やっと　長かったぁ
ベンゲル監督の時代に天皇杯優勝はあったけれど
リーグ優勝は初めて

最近は近所の瑞穂競技場でのゲームがめっきり減って
豊田スタジアムが多いので
観戦機会を逸していた

ベースボールをドームで見るようになってから
暑さ寒さに弱くなり
屋外のスタジアムはついつい・・・

ああ　よかった　よかった

今日はドラゴンズの優勝パレードもあり、名駅付近を車で通りかかったら
突然渋滞に
慌てて脇道へ逃げた

西谷さんのアフガン報告

火曜の夜、イラクの子どもを救う会・西谷文和さんの最新アフガニスタン報告を聞いた
10月のアフガン行は、前回までの訪問で必要と感じた物資・医薬品の支援と、米軍基地などの取材が中心
予定していたアフガン最大の米軍基地の取材はすんでのところで許可下りず、
でもＩＳＡＦ（国連常任理事会の米軍を中心とした治安維持軍だが、現在はＮＡＴＯ軍が中心）の基地では十分な取材をされたようだった
ＩＳＡＦ基地内で訓練を受けているアフガニスタン警察の給与の半分は日本からの援助
だから警察とはいえ、ひと殺傷訓練にまた私たちの税金が投入されたわけだ

これらの映像と報告は、明晩11/19の「報道ステーション」で放送される予定

今回の最新アフガン映像ＤＶＤをいただいたので、また学習会しましょ

３つの用事

３つの用事があって、というか３つ重なったので重くない腰をあげて萩へ帰ってきた
１つは家の現状確認、市役所さんと会って市の定住促進企画用住居として今後も扱っていただけるかどうか、補修箇所等の確認　ついでに庭の手入れもシルバー人材センターに依頼
２つ目は墓参り　帰省するのだから当然か
３つ目は「やまぐち連句大会ｉｎ萩」なるイベント
連句会には年に１～２度の参加、いつも遅刻で表六句は座を共にしたことはない
今回は「萩」で大会があると聞いて、愛知代表？
３つの用を済ますことができれば新幹線代も有効だ
土曜の午後からの連句行事に先んじて路線バスで萩入りし、
ちゃっちゃと市役所さんと家の用事を済ませた

２５年以上も通っている萩だけれど、今回はいろいろ再発見があっておもしろかった
また追々、萩観光のはなしや連句大会のことなど書いていきましょう