今朝は、気温が22℃で、とても爽やかな風が緩やかに吹いてますだんだん、少しずつ、秋が近づいていますね
昨日に引き続き、今日も、筋肉の話ですが・・・・・・・・今日は、『中殿筋』です。
中殿筋は、昨日お話しした、大殿筋の下に部分的に重なって、少し隠れています。画像の図は、中殿筋が見えるように、大殿筋が切ってあります。
中殿筋の主な働きは、股関節を拡げる(股を拡げる)、直立時や歩く時に体重を支える、骨盤が傾くのを防ぐ等・・・・・・・・主に体重を支えて、真っ直ぐに立ったり、バランスをとる時に働いてきます。
簡単に自分の中殿筋の筋力を知るには、片足立ちがどのくらい維持できるかどうかである程度、判断することができます。㊟:転倒に注意して試してください。
また、中殿筋は、股関節痛や腰痛、妊娠後期の腰痛等の原因になってきます。
以前、『画像診断(レントゲンやMRI)や血液検査等ではわからない、身体の痛みがあること』というお話をしたことがあります。
前回の大殿筋に引き続き、今回の中殿筋もそうですが、股関節痛や腰痛の原因になる場合があるとお話ししました。
一般的には・・・・・
●股関節痛であれば、変形性股関節症、関節炎など・・・・・
●腰痛であれば、椎間板ヘルニアや背骨が歪んでいるとか、背骨がずれてる、神経が圧迫されているなど・・・・・
と、診断される場合が多いです。
しかし、これらは痛みの原因がわからないために、レントゲンの結果と症状を無理やりに照らし合わせようとしている場合が多い。レントゲン上に異常が見つかったとしても、痛みを訴えない人はいるし、その割合がかなり高いというのは、海外では常識です。海外では常識なのに・・・・・
ですから、大袈裟な話、大殿筋や中殿筋が股関節痛や腰痛の原因なのに、患者様に触れること(触診)もなく、画像診て断上で異常が認められたため手術しましょうみたいな・・・・・大殿筋や中殿筋を治療すれば手術をしなくても解決できるかもしれないのに・・・・・って、こともあるんです。
手術が本当に必要な方もいらっしゃいます。ですから、私は、手術を否定しているわけでなく、必要があるのであればする、必要がなければ手術以外の治療法が選択肢にあってもいい、そう想っています
と・・・・・・かなり、中殿筋のお話からそれましたが・・・・・
中殿筋に機能障害(痛くなったり、硬くなったり、筋力が弱くなったり等)があると、その中殿筋を守るために、体重がうまくかけられなかったり、歩く時にビッコをひいたり・・・・・守るために自然にそうなります。
機能障害の予防法としては、立っている時に片方の足にばかり体重を載せないように気をつける、お子様がいらっしゃる方はいつも同じ方で抱っこしないように気をつけるなど・・・・・
あとは、硬かったり、痛かったりしたら、ほぐしも大切です
その痛み、一緒に乗り越えましょう♪
松本先生の「股関節痛は怖くない」のブログと出会い先日本も購入致しました。毎日ブログを見させて頂き今朝加藤先生のブログを初めて見て書き込みをさせて頂きました。5年前位から股関節が痛く接骨院や整形外科に通い下された結果は手術しか無いと言われ毎日落ち込み外に出るのも嫌で…買い物に行ってもちょっと歩くと痛くて毎日が真っ暗です。整形外科で言われた事は4番目の腰椎滑りしょうと股関節の屋根が浅いと言われました。
東京まで行けなくて松本先生のブログにも書き込みしようと思って居たところ一号店が高崎と書いてあって早く4月になるのが待ち遠しいです。長々と申し訳ありません。
5年前くらいから股関節が痛いということですが、通った整形外科や接骨院の先生方は、群馬ちゃんさんの股関節周囲の触診(触って、動かして筋肉の硬さや関節の硬さを検査する)は、されたでしょうか?
私自身、群馬ちゃんさんに直接お会いしていませんし、レントゲンの状態を診てないので、軽はずみなことは言えません。
しかし、もし、画像の診断のみで、手術しかないと言われてしまったのなら・・・・・悲しいですね
群馬ちゃんさんのコメントで、松本先生の本を購入したと書いてあります。
ご自分の症状等と照らし合わせてみて、読んでみてください
きっと、安心できる部分も出てくると思います。
4月まで、まだ、少し時間がありますが、今後ともよろしくお願いいたします♪